【8月11日 米国株式市場】
ダウ 35,484 +0.62%
ナスダック 14,765 -0.16%
S&P500 4,447 +0.25%
ダウとS&P500が最高値を更新。
S&P500は今年46回目の最高値更新となりました。
S&P500の構成銘柄のうち約3/4が上昇しました。
ナスダックは前日に引き続き下落。
アマゾンなどのグロース株が売られる一方、景気敏感株などが買われました。
小型株のラッセル2000は+0.49%上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も0.61%上昇しています。
米10年債利回りは1.339%。
前日比-0.003%と小幅に低下。
VIX指数は16.03。前日より0.76低下しました。
7月の米消費者物価指数(CPI)がインフレ上昇の鈍化を示したことも株式市場を下支えしました。
【為替・コモディティー】
ドル円 110.43円 -0.1%
NY原油 69.25ドル +1.4%
NY金 1751ドル +1.3%
ビットコイン 46,301ドル
原油価格と金が上昇しました。
ただ、バイデン米政権がOPECなどの主要産油国に対し生産量の回復をより迅速に進めるよう求めたことで、一時65ドル台まで(約2.4%)下げる場面もありました。
7月20日には3万ドルを割ったビットコインですが、ここ1週間で約20%近く上昇しています。
【S&P500マップ】
ヘルスケアセクターを除いて、全てのセクターが上昇しました。
特に金融や産業株、素材、資本財などが上昇しました。
バリュー株や景気循環株が買われ、
VTV(バンガードバリューETF)が+0.62%だった一方で、
VGU(バンガードグロースETF)は-0.18%とグロース株が振るいませんでした。
【個別銘柄】
〇アップスタート +26.18%
売上高・EBITDA共に予想を上回り、良い決算を発表しました。
〇モデルナ ー15.64%
〇ファイザー -3.90%
EUが両社のワクチンに関して、アレルギー性皮膚炎や腎臓病などの副作用を調査していると伝わりました。
〇フボTV +11.10%
決算を発表売上高が予想を上回り、通期ガイダンスも上方修正しました。
【7月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)】
〇総合CPI
前月比 結果 +0.5% 予想 +0.5% 前月+0.9%
前年比 結果 +5.4% 予想 +5.3%
〇コアCPI(変動の大きい食品とエネルギーを除いたもの)
前月比 結果 +0.3% 予想 +0.4% 前月+0.9%
前年比 結果 +4.3% 予想 +4.3%
米消費者物価指数(CPI)の前月比での上昇ペースが緩やかになりました。
米労働省は、中古車・トラックの前月比の伸びが小さかったことがコアCPI減速の主な要因としています。
食品やエネルギー、住居、新車などが上昇に寄与。航空運賃や自動車保険は低下しました。
未だ労働力や原材料不足、サプライチェーンなどのインフレ圧力がは継続してるものの、
経済再開に伴う価格急騰は、一部では収まり始めています。
【3.5兆ドルの予算案も決議】
米上院は昨日の新規支出5500億ドルを含む1兆ドル規模の超党派のインフラ支出法案の可決に続き、
社会福祉や気候変動対策に総額3.5兆ドルを投資する予算決議案も11日承認されました。
市場からは力強い米経済の回復を支援するとの声も聞かれます。
これら一大規模なインフラ法案が可決されたことで、景気循環株や経済成長に関連するセクターが買われた。
【まとめ・感想】
ただ、米国のインフレもデルタ株も、FRBの政策やワクチンという対抗手段がありますから、長期的には解決可能な問題だと私は思っています。
そして、なにより私達日本の個人投資家がいくら力んだ所で、
米国のインフレもデルタ株もどうすることもできません。
まずは、今自分にできる事に注力する事、そして何より人生を楽しむことが大切だと思います。
私は今月もできる限り拠出できるよう努力しつつ、いつもどおり楽しみながら投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
知らなかった、ちょっとだけ勉強になったという方は、
是非、応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
「Twitterはこちら」
https://twitter.com/SandP500ETF
【オススメ書籍】
Amazon「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解」
楽天 「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解 」
ダウ 35,484 +0.62%
ナスダック 14,765 -0.16%
S&P500 4,447 +0.25%
ダウとS&P500が最高値を更新。
S&P500は今年46回目の最高値更新となりました。
S&P500の構成銘柄のうち約3/4が上昇しました。
ナスダックは前日に引き続き下落。
アマゾンなどのグロース株が売られる一方、景気敏感株などが買われました。
小型株のラッセル2000は+0.49%上昇。
VXUS(全世界株式除く米)も0.61%上昇しています。
米10年債利回りは1.339%。
前日比-0.003%と小幅に低下。
VIX指数は16.03。前日より0.76低下しました。
7月の米消費者物価指数(CPI)がインフレ上昇の鈍化を示したことも株式市場を下支えしました。
【為替・コモディティー】
ドル円 110.43円 -0.1%
NY原油 69.25ドル +1.4%
NY金 1751ドル +1.3%
ビットコイン 46,301ドル
原油価格と金が上昇しました。
ただ、バイデン米政権がOPECなどの主要産油国に対し生産量の回復をより迅速に進めるよう求めたことで、一時65ドル台まで(約2.4%)下げる場面もありました。
7月20日には3万ドルを割ったビットコインですが、ここ1週間で約20%近く上昇しています。
【S&P500マップ】
ヘルスケアセクターを除いて、全てのセクターが上昇しました。
特に金融や産業株、素材、資本財などが上昇しました。
バリュー株や景気循環株が買われ、
VTV(バンガードバリューETF)が+0.62%だった一方で、
VGU(バンガードグロースETF)は-0.18%とグロース株が振るいませんでした。
【個別銘柄】
〇アップスタート +26.18%
売上高・EBITDA共に予想を上回り、良い決算を発表しました。
〇モデルナ ー15.64%
〇ファイザー -3.90%
EUが両社のワクチンに関して、アレルギー性皮膚炎や腎臓病などの副作用を調査していると伝わりました。
〇フボTV +11.10%
決算を発表売上高が予想を上回り、通期ガイダンスも上方修正しました。
【7月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)】
〇総合CPI
前月比 結果 +0.5% 予想 +0.5% 前月+0.9%
前年比 結果 +5.4% 予想 +5.3%
〇コアCPI(変動の大きい食品とエネルギーを除いたもの)
前月比 結果 +0.3% 予想 +0.4% 前月+0.9%
前年比 結果 +4.3% 予想 +4.3%
米消費者物価指数(CPI)の前月比での上昇ペースが緩やかになりました。
米労働省は、中古車・トラックの前月比の伸びが小さかったことがコアCPI減速の主な要因としています。
食品やエネルギー、住居、新車などが上昇に寄与。航空運賃や自動車保険は低下しました。
未だ労働力や原材料不足、サプライチェーンなどのインフレ圧力がは継続してるものの、
経済再開に伴う価格急騰は、一部では収まり始めています。
【3.5兆ドルの予算案も決議】
米上院は昨日の新規支出5500億ドルを含む1兆ドル規模の超党派のインフラ支出法案の可決に続き、
社会福祉や気候変動対策に総額3.5兆ドルを投資する予算決議案も11日承認されました。
市場からは力強い米経済の回復を支援するとの声も聞かれます。
これら一大規模なインフラ法案が可決されたことで、景気循環株や経済成長に関連するセクターが買われた。
【まとめ・感想】
米CPIの発表により、インフレへの懸念が一旦落ち着いた米国株式市場。
CFRAのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、サム・ストバル氏は、
「6月のデータがより大きなインフレ率の上昇を示さなかったことに対する投資家の安堵感が、株価の上昇を維持したのではないか」と指摘しています。
もちろん、完全にインフレの懸念がなくなったわけではありませんが、
先週の米雇用統計と合わせて、FRBが早期にテーパリングでを始めるのではとの期待の声も報じられています。(なお逆の意見や懸念も聞かれます(笑))
FRBはインフレ率の上昇は一時的なもので、主にパンデミックのせいで起こった供給障害の結果と考えていると繰り返し述べています。
AP通信によると、NY証券取引所は9月13日から取引場に入る人にCOVID-19の予防接種を受けたことを証明する書類の提示を義務付けるとのこと。
デルタ株による感染の再拡大も懸念されています。
CFRAのチーフ・インベストメント・ストラテジスト、サム・ストバル氏は、
「6月のデータがより大きなインフレ率の上昇を示さなかったことに対する投資家の安堵感が、株価の上昇を維持したのではないか」と指摘しています。
もちろん、完全にインフレの懸念がなくなったわけではありませんが、
先週の米雇用統計と合わせて、FRBが早期にテーパリングでを始めるのではとの期待の声も報じられています。(なお逆の意見や懸念も聞かれます(笑))
FRBはインフレ率の上昇は一時的なもので、主にパンデミックのせいで起こった供給障害の結果と考えていると繰り返し述べています。
AP通信によると、NY証券取引所は9月13日から取引場に入る人にCOVID-19の予防接種を受けたことを証明する書類の提示を義務付けるとのこと。
デルタ株による感染の再拡大も懸念されています。
ただ、米国のインフレもデルタ株も、FRBの政策やワクチンという対抗手段がありますから、長期的には解決可能な問題だと私は思っています。
そして、なにより私達日本の個人投資家がいくら力んだ所で、
米国のインフレもデルタ株もどうすることもできません。
まずは、今自分にできる事に注力する事、そして何より人生を楽しむことが大切だと思います。
私は今月もできる限り拠出できるよう努力しつつ、いつもどおり楽しみながら投資を続けていきたいと思います。
いつもありがとうございます。
知らなかった、ちょっとだけ勉強になったという方は、
是非、応援クリックよろしくお願いします。
米国株ランキング
「Twitterはこちら」
https://twitter.com/SandP500ETF
【オススメ書籍】
Amazon「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解」
楽天 「山崎元のほったらかし投資 資産運用の大正解 」
コメント
このブログにコメントするにはログインが必要です。
さんログアウト
この記事には許可ユーザしかコメントができません。