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【S&P500企業の過去30年間のパフォーマンス、トップ30】

Charlie Bilello氏が、

S&P500企業の過去30年間のリターンランキングをサイトにて公開していました。

今回はこのランキングを見ながら個人的な感想等を書いていきたいと思います。

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参照「https://compoundadvisors.com/2021/the-ultimate-superpower-in-investing」

画像はクリックすると拡大できます。

1991年5月以降にIPOした企業はIPO後のリターンとなります。

将来を保証するものではありません。

【簡単な概要】

1位は年率38.1%のネットフリックス。

2位は37.6%でモンスタービバレッジ。

3位以下はアマゾン、4位エヌビディア、5位プールと続きます。

トップ5は、お馴染みの銘柄が続きますね。

アップル22位やマイクロソフト29位、ダナハー27位などのグロース株や急成長銘柄がランクインする一方で、

カンザスシティサザン6位、アルトリア(MO)が14位、ユナイテットヘルス24位、スターバックス16位といった

非ハイテク企業も多くランクインしています。

この結果は、あくまでもバックミラーということに注意する必要がありますが、

米国株(企業)投資の魅力が伝わるランキングかと思います。


【SP5(GAFAM)だけじゃないS&P500&米国企業】

少し前に、SP5(GAFAM)の好調なリターンを切り取って、

S&P500は「SP5」だけでよい「SP495」は足手まといといった主張もありましたが、

前に何度か話しているとおり、

SP5を超えるリターンの銘柄や魅力的な企業が米国には複数あるわけです。

もちろん、GAFAMは素晴らしい企業だと思いますし、私もPFの20%近くは保有しているのですが、

逆にそれを過大評価しすぎて、「SP5だけでよい」と視野を狭めるのはかえって勿体ないのかなと個人的には思います。

何だかんだでGAFAMは相関が高く、似た要因で下落する時もあります。

どうせならSP5と違う業種・セクターの高リターンの銘柄も組み合わせた方が、リスク分散という面で良いんじゃないかなと個人的には思います。


【この力を得るためには】

さて、ランキングにもどりましょう。

ランキング30位のLOWでも30年間のトータルリターン25067%(年率20.2%)と、なかなかやばい事になっていますね。

ただ、このランキングの数字通りのリターンを得るためには、

過去30年間(もしくはIPO後から)ずっとその銘柄を保有し続ける必要があったということを忘れてはいけません。

ITバブルやリーマンショック、コロナショック、あるいは各個別企業のリターンが振るわない時期、他の銘柄が上昇している時期も、不屈の精神で持ち続ける必要がありました。

ランキング上位のネットフリックスやアマゾンも一時50%以上株価を下げたこともありました。

参考「ドローダウンチャート」

 ネットフリックス 
 アマゾン

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こうしてみると、

個別株への長期投資の「魅力」と「難しさ」がわかるランキングでもありますね。


【S&P500インデックスファンドの場合】


少し月がずれますが、参考として、

1991年年初から2021年7月末までVanguardのS&P500インデックスファンドに投資をした場合、

トータルリターンは年率10.96%(インフレ調整前・ドルベース)

投資した1万ドルが24万ドルと少しになりました。


もちろん、将来もこうなるとは限りませんし、

各々の目標やリスク許容度、戦略や考え方によっても異なると思いますが、

上位の勝ち組銘柄には及ばないものの、

銘柄選択のリスクや手間もなく、時間もかけずに、

上記のようなリターンが得られるのであれば

私自身はS&P500(VOO)で充分満足だと考えています。


次の30年がどうなるかはわかりませんが、

どうせなら、米個別株に投資をする人も、

S&P500や米国株式市場全体に投資をする投資家の方も

お互いが良いリターンを得て、資産運用に成功し、

より豊かで幸せな30年になればいいなと思っています。


いつもありがとうございます。

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