【バンガードの見通し】

バンガードの株式と債券の今後10年間の年率リターンの見通しは、

2020年12月に発表された「バンガードの2021年の経済・市場見通し」以降、大きく変化しています。


【米国の株式と債券】

米国の株式と債券、そして米国を除く全世界株式のリターンの予測は

先日の記事でお伝えした通り、以下のようになっています。

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詳しくは過去記事をご覧下さい。

http://etfsp500.com/archives/27818391.html


では、米国以外の株式市場について、

今後10年間のリターンをバンガードはどう予想しているのでしょう。

各地域ごとの予測を消化していきたいと思います。

以下の数字は2021年5月末時点からの予測となりますのでご注意ください。


【各地域の株式】

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中国株   5.1%~7.1%

イギリス株 4.9%~6.9%

ユーロ圏  2.9%~4.9%

カナダ   3.1%~5.1%

メキシコ  5.2%~7.2%

オーストラリア 3.8%~5.8%

全て現地通貨ベースの名目リターンとなっています。

https://personal.vanguard.com/pdf/VEMOPMCAN.pdf


【まとめ・感想】

21年5月末時点のものとなりますが、

ほとんどの地域で今後10年間のリターンは米国株式市場を上回るという予想となっています。

特に、中国と英国、メキシコなどが高めに予想されていますね。

一方で、株式のバリュエーションが上昇し続けていることから、

一部先進国市場では、年末の予想に比べ2%近く予想リターンが低下しています。

・・・・あの、なんだろう。

日本市場も予想して貰っていいですか(笑)?


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