【7月19日 米国株式市場】

ダウ    33,962  -2.09%
ナスダック 14,274     -1.06%
S&P500     4,258     -1.59%
 
主要株価3指数は急落。

コロナウィルス(デルタ株)の感染拡大により、

景気や経済の回復が損なわれるのではないかと懸念のが広がりました。

米国内での一日当たりの感染者数は過去30日間で約3倍に拡大。

6月18日時点で1万2004人でしたが、

今月18日には3万2136人とりました。


VXUS(米国を除く全世界株式ETF)は1.7%下落。

昨日は欧州や東京市場も下げました。

小型株指数のラッセル2000は1.51%下落しました。

ラッセル2000は、ここ1カ月で6.8%下落しています。
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【10年債利回り】

10年債利回りは1.180% 前日比-0.118%と大きく低下

WSJによると米国債への逃避買いも見られ、2月以来の水準に下がりました。

投資家にリスクオフの姿勢が広りました。
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【為替・コモディティー】


ドル円 109.48
VIX指数 22.61 +4.16
NY原油  66.16   -7.8%
NY金     1,811    -0.2%

ビットコイン 30,774ドル  -0.29%

VIX指数が上昇。

原油価格はOPECプラスの合意なども受け大きく下げました。

ビットコインは節目の3万ドル手前まで低下しています。



【S&P500マップ】

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【セクター】

全てのセクターが下落しました。

特ん原油価格の下落を受け、エネルギーセクターが3.6%以上下落。

金融と素材も2%以上大きく下げ、資本財、公益セクターも1.9%下げました。

S&P500種構成銘柄の約90%が下落しています。

【個別銘柄】

〇アメリカン航空 -4.1%
〇ユナイテッドエアライン -5.5%
〇カーニバル  -5.7%

コロナ初期のように、移動や活動の制限により直接影響を受ける、航空会社やレジャー銘柄が売られました。

〇ペトロン   +7.14% 

ゲーム事業への参入を準備していると報道

〇ファイブ9      +5.92% 

ZMが同社を買収することで合意

〇エヌビディア +3.41%
〇モデルナ   +9.48%
〇ノババックス +12.78%

などが逆行高となりました。

〇決算の良かったIBMが時間外で上昇しています。


【バイデン大統領・インフレとコロナについて】

バイデン大統領がインフレやコロナの感染拡大について言及。

「物価上昇の大部分は一時的なものとデータで示されている」

「サプライチェーンの阻害も一時的」

「インフレ高が継続すれば経済に対する実質的な課題になると認識している」

「慎重に注視すると同時に必要に応じ対応する」


「ワクチン接種率が低い4州のコロナ感染者が、先週の米国全体の感染者数の40%を占めた」

「景気回復はパンデミックを収束できるかどうかにかかっている」

と述べ、ワクチンの接種を改めて呼び掛けました。


【中国のハッカー攻撃への牽制】

〇中国のマイクロソフトへのハッカー攻撃により、米国と同盟国は中国を非難。

対中国への緊張も高まりました。


【まとめ・感想】

ナスダックとS&P500の下落率は5月中旬以来最大、ダウは9カ月ぶりの大きな下げとなりました。

逆に言えば、ほんの数か月前にもこのくらいの下落はあったわけです。

1~2%程度の下落ですし、既に、コロナショックを乗り切ってきた皆様であれば、慌てずに冷静に判断する事が大切だと思います。


チャールズ・シュワブ社のトレーディング&デリバティブ部門の副社長であるフレデリック氏は、

「少し過剰反応だが、過去最高値を記録し、事実上一度も引けなかったような状況が続くと、どんな悪いニュースに対しても非常に脆弱になる」と指摘。

Stifel社のチーフ・ストラテジストであるBarry Bannister氏は、

「株式市場は大幅な値上がりの後、10%程度の下落の初期段階にあるかもしれない」と悲観的な見方をしています。

業績や経済成長、金融緩和策のピークに関しては「この辺が限界」という見解でウォール街の意見が概ね一致していたことを踏まえれば、

コロナウィルスの感染拡大は一つのきっかけで、株安の機は熟しつつあったようにも思います。


アナリスト等はS&P500企業の第2四半期の利益成長率を前年同期比で70%近くになると予想しています。

これは、2009年以降で最も高い予想となっていますが、その一方で、投資家は逆に今後の四半期および年単位で企業収益の成長率がどの程度「鈍化」するのかも把握しようとしています。

Barry Bannister氏は「S&P500は2020年3月に底を打ってから約2倍になったが、バリュエーションがあまりにも肥大化しすぎた」「楽観主義が蔓延していた」と指摘しています。

FRBやインフレへの警戒も引き続き忘れてはいけません。


ついつい、調子がいい時は忘れてしまいがちですが、

株式市場にはリスクがあり、市場というのは通常こんな感じで、常に何かしらの懸念はあるものです。

楽観主義でも、悲観主義でもなく、現実を見て投資をする事が大切です。

私は基本的にVOOにパッシブ投資をしていますので、

これらの材料、ニュースを知った上で全て無視して、今まで通りの投資を続けていきたいと思います。


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