【7月16日　米国株式市場】

ダウ　　　　34,687　 －0.86％
ナスダック　14,427　 －0.80％
S&P500　　   4,327     －0.75％

主要3指数は揃って下落。

小型株のラッセル2000は－1.24％と引き続き大型株よりも大きく下げています。

VXUS（米国を除く全世界株式ETF)は－0.77となりました。

デルタ株への懸念やミシガン大学消費者信頼感指数の数字が、予想を大きく下回ったことも一因と思われます。

10年債利回りは1.304％、前日比+0.007とほぼ横ばい。

VIX指数は18.45。1.44上昇しました。


【為替・コモディティー】

ドル円　110.06
NY原油　71.42　－0.3％
NY金　    1,812　－0.9％

ビットコイン $31,870 －0.2％
   
昨日に引き続き、原油とビットコインが下落。

今日は金も下げました。


【S&P500マップ】



【セクター】

エネルギーが2%以上下落。週間では約8％程下げています。

他、昨日は金融、素材、一般消費財、テクノロジーなど、全11セクター中8つのセクターが下げました。


生活必需品は－0.11％と小幅な下げにとどまりました。

ヘルスケアが+0.19％と小幅に上昇。

公益と不動産は昨日に引き続き上昇しました。


【個別株】

〇モデルナ　＋10.3％

〇ディディ　－3.2％

CACや公安省など少なくとも7当局の調査チームを派遣したと発表がありました。


アストラゼネカと共同開発した慢性腎臓病貧血治療薬ロキサデュスタットが承認されなかったことを受け、大きく下落しました。

バイオや製薬銘柄に投資する方はこういうリスクがあることを覚えておくとよいでしょう。



【経済指標など】

〇米小売売上高（前月比）

結果 0.6％　予想－0.4％　前回－1.7％

予想を上回る良い結果となりました。

〇7月の消費者信頼感指数

米ミシガン大学の7月の消費者信頼感指数

結果 80.8　予想 86.5　前月85.5

予想を下回り、前月からも大きく低下しました。発表後株の売りが進みました。

〇コロナ関連

米保健当局者は、ワクチン未接種者の間で死者が拡大していると発表。

国内の感染者数が前週比70％、死者は26％それぞれ増加したと明らかにしました。





【来週からの決算について】




【過去1ヵ月間のS&P500マップ】


今週後半は不安定な市場となりましたが、

過去1カ月でS&P500は約2.5％上昇していますし、

今週下げたといっても約1.03％に過ぎません。

このくらいの上下は本当によくあることなので、特に動揺することはないかと思います。

長期的にS&P500や米国株に投資をしている方は、長期的な視点を失わないようにしましょう。

今米国株式市場を悩ませている問題の中には、

例）労働市場や物の供給、コロナウイルス（→ワクチンの普及）など

時間と伴に解決可能なものも多いと思います。

（まだわかりませんが、おそらくはインフレもそうなるかと思います。）


そして、これらは今日や来週の経済指標の発表一つで解決する問題でもありません。

少なくとも今後数か月は付き合っていく問題となるわけですから、

あまり一つのニュースや1日1日の株価の動きに一喜一憂することなく、投資を続けていくことが大切だと思います。

それではみなさん、良い週末を！

いつもありがとうございます。

ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。

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