【米国ではETFへ流れが加速】

米国でのETFへの今年1~7月の資金流入は4885億ドル(約53兆7500億円)

既に、過去最高だった2020年の4970億ドルに迫っており、

記録のある範囲では過去最高額となる見込みです。


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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-16/QWA0DET1UM0Y01

ブルームバーグ・インテリジェンスによると、

米国の大手資産運用会社25社のほぼ全てがETFを提供しているか、今後提供する予定とのことです。

また、ミューチュアルファンドからETFへ資金が流れる動きも、ここ数年続いています。


【アクティブETFが設定】

過去10年のパッシブETFへの資金流入が約3兆ドルだったのに対し、

アクティブETFは約2000億ドルに過ぎませんでした。


しかし、今年米国で設定されたETFの中身をみると

アクティブETFの数は115本、パッシブETFは51本となっており、

初めて、アクティブETFの設定がパッシブETFを上回りました。


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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-16/QWA0DET1UM0Y01

キャシー・ウッド氏のARKKなどのETFの成功に刺激されたこと。

2019年のルール改正(新たなETFの承認プロセスが簡素化、開示要件も緩和)の影響や

投資家のETF人気の継続などにより、米業界では変化が進んでいます。

アクティブ運用ETFの業界シェアは1年前は2.7%でしたが、現在は3.4%まで上昇しました。

とはいえ、まだ米アクティブETFの規模は小さく、

コスト控除後のリターンでベンチマークを上回るのにも苦労しているようです。



【ETFの純資産ランキング】
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ETF データベースより


【資金流入】


今年のETFの資金流入ランキングでは、

2020年と同じくバンガードが上位をほぼ独占しています。

1位はバンガードS&P500ETF(VOO)で290億ドルが流入。

2位はバンガードのVTIで215億。

3位はブラックロックのIVV(S&P500に連動するETF)で131億ドル。

4位はバンガードのトータル・ボンド・マーケットETF(BND)で120億ドルとなっています。

S&P500や米国市場全体に投資をするETFは相変わらずの規模と人気となっています。

日本で人気のSPYDやレバレッジETFの人気やシェアはまだまだ低いようです。



【まとめ・感想】

さて、今後第2、第3のARKKのようなのアクティブETFは誕生するのでしょうか。

そして、それらはコスト控除後のリターンでベンチマークを継続的に上回る事ができるのでしょうか?

私にはわかりません。

ただ、アクティブ運用であっても、パッシブ運用であっても、

投資家が実際に手にするリターンにコストの差は影響を与えますから、低コストのアクディブETFが増えるのは面白い傾向だと思いますし、

このような選択肢が増えることは、日本の米国株投資家にとっても良い事だと思います。

例えば、ARKKはバイオ企業への投資が上手くないと広瀬隆雄氏が指摘していまいたが、そこら辺に強く、カバーできるETFが出てきている可能性もあるわけです。


私自身はETFやファンドを選択する眼がないため、アクティブな戦略を採用する予定はありませんが、

このような健全な競争は大歓迎、良い事だと思います。

今後も各社が競争し、よりよいETFを設定し、

それが将来、私達日本の米国株投資家の投資に役立つものとなる事を願っています。


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