【仮想通貨の未来とは】

先日、髙橋洋一さんが仮想通貨の将来について面白い動画をあげていました。




前半は、自身の仮想通貨投資、

主にマイニングの話なのですが。

おもしろいのは後半、6:37~

今、民間が仮想通貨を出しているんだけど、私の予想では中央銀行が発行するようになる

ビットコインはプログラムだから全く同じようなものを中央銀行がやるのは簡単です。

裏付けになる事として、実は本当のお金っていうので出すのは簡単。

そんなのほとんどの中央銀行が研究しているから。たぶん、これをやりだすのは時間の問題。

と指摘。


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そうすると、

民間が出してるビットコインはたくさんある。

国家が保証しているビットコインがたくさんあった時に、

どっちに行くかって話ですよ。

まあ、圧倒的に信用とかそういうので、民間がやっているのは駆逐されるんじゃないの。

と私は思うけどね。これにはいろんな考えがある。

(中略)クレジット会社も大変になるんじゃないの。

と自らの考えを述べていました。

私はクソとか屁とかは一切思いませんが、

このような可能性は全然ありえると以前から思っていました。



【パウエル議長の証言】

そんな中、昨日FRBのパウエル議長の証言の中に、

仮想通貨の将来について、興味深い発言がありました。


〇FRBが基軸通貨としての地位を失う危険性ない

〇デジタル通貨に関しては迅速な対応よりも正しい理解の方がはるかに重要

中央銀行デジタル通貨はステーブルコインや暗号通貨の必要性を排除する可能性、それを支持する強力な論拠ある


と述べ、FRBがデジタル通貨を導入することで、

暗号資産(仮想通貨)やステーブルコインなど民間の代替通貨の必要性が低下する可能性があると指摘しました。



【仮想通貨に最大のリスク】

パウエル議長は

Q「FRBがデジタル通貨を発行すれば、複数の暗号資産やステーブルコインが決済システムに使用されるよりも、より現実的な代替手段になるのではないか」

という質問に対し、

A「米国のデジタル通貨があれば、暗号資産やステーブルコインは特に必要ない。これがデジタル通貨を支持する力強い論拠の一つだ」

と応じました。

また、FRB当局者がデジタル通貨に関して幅広く検討し、9月初旬にも報告書を公表するとしました。

ということで、まだ、どうなるかわかりませんが、

中央銀行がデジタル通貨を発行すれば、多くの民間の仮想通貨は不要のものとなるかもしれません。

パウエル氏は、暗号資産が米国の主要な決済手段になることには懐疑的だが、ステーブルコインはより多くの支持を得るかもしれないとも指摘しています。


【個人的な見解と私の方針】

投機目的でやっている方は全然良いといいますか、逆にチャンスかもしれませんが、

「資産価値の保全」という目的で保有している方はより注意深く考え、今後の各国の中央銀行の動きを見守る必要があるかもしれません。

中央銀行デジタル通貨の発行の他、様々な規制等を設けてくる可能性は個人的には排除しきれないと感じています。

私はどうなるかわかりませんので、あえて手は出しませんが、

仮想通貨に投資をされている方の成功を祈っています。


いつもありがとうございます。

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