【7月13日 米国株式市場】
ダウ 34,888 -0.31%
ナスダック 14,677 -0.38%
S&P500 4,369 -0.35%
S&P500とナスダックは一時最高値を更新するも
小幅に下落して取引を終えました。
小型株指数のラッセル2000は-1.88%と主要株価指数より大きく下落。
VXUS(米国を除く全世界株式)も-0.29%と小幅に下げています。
米10年債利回りは1.415%。前日比+0.052と上昇。
30年物国債の入札が低調に終わり、需要の弱さが意識されて10年債にも売りが波及。
30年債利回りは終値ベースで2%を超えました。
VIX指数は17.19。前日比で+1.02上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 110.60
NY原油 75.34 +1.7%
NY金 1,807 +0.1%
ビットコイン $32,271 -1.5%
原油が上昇。OPECと非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」の協議行き詰まりや、イラン核合意の再建交渉の難航などが懸念されています。
【S&P500マップ】
【セクター】
テクノロジーセクターが上昇。
その他の全てのセクターが下落しました。
S&P500内のほとんどの銘柄が下落しましたが、値動きは小幅で出来高も少なくなっています。
【個別株】
〇銀行株が決算を発表。結果はまちまち。
JPモルガンやゴールドマンは決算を受けて下落しました。
〇ペプシコ +2.29%
決算を発表。コア1株利益、売上高とも予想を上回りました。
〇コナグラ・ブランズ -5.46%
3~5月期の決算を発表。EPS、売上共に予想を上回りましたが、
通期ガイダンスがEPSの見通しを引き下げるなど予想を下回る結果となりました。
【6月の米消費者物価指数(CPI)】
・6月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)
前年同月比+5.4% 予想+4.9% 前月+5.0%
・食品とエネルギーを除くコア指数
前年同期比+4.5% 予想+4.0% 前月+3.8%
市場予想を大きく上回る結果となりました。
景気回復に伴い旅行関連サービスなどの価格が引き続き値上がりしました。
6月の上昇分の3分の1以上が中古車・トラックによるものでしたが、春からの上昇にはやや落ち着きもみられています。
コロナ過中にあったため前年同期比は上振れしやすいこと。
原油高。半導体、材料や労働力不足による影響。現金給付や経済活動再開の影響など一時的な要因も影響していると思われます。
米大手銀行やエコノミスト等は、FRBの見解同様インフレは一時的なもので、22年頃に2%前後になるとの予想を変えていないようです。
参考「https://jp.reuters.com/article/usa-economy-idJPKBN2EJ1GV」
【今週の予定】
14日(水)パウエル議長の証言とベージュブックの公表。
15日(木)パウエル議長の証言と7がつのNY連銀景況指数。
16日(金)6月の小売売上高、7月のミシガン大学消費者信頼感指数
の発表があり、決算や経済指標の発表などイベントが続きます。
【まとめ・感想】
米国株投資家は、米四半期決算報告と、インフレとFRBへの懸念を考慮する日々が続きます。
特に、インフレとFRBへの懸念は、今日のCPIや今週のイベントを乗り切ったからといって解決するようなものではなく、
今後、数か月から数年に渡って、長期的に付き合っていくべき問題となります。
ですので、あまり直近の経済指標の発表やそれによる株価の上下にやきもきすることなく、投資を続けていくのが大切だと思います。
個人的には予想を上回るCPIや10年債利回りの上昇でも、
株式市場への影響は限定的だったので、市場参加者はこういう事を割と折り込めているんだなと感じました。
個別企業に投資をする方は決算内容を良く見て判断する事が大切だと思います。
私はS&P500ETF(VOO)に投資をしているので、
特に何もすることがありません。
今週もいつも通り22時には眠る生活を続けていこうと思います。
いつもありがとうございます。
ちょっとだけ勉強になった。知らなかった。
という方は是非応援クリックよろしくお願いします。
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ナスダック 14,677 -0.38%
S&P500 4,369 -0.35%
S&P500とナスダックは一時最高値を更新するも
小幅に下落して取引を終えました。
小型株指数のラッセル2000は-1.88%と主要株価指数より大きく下落。
VXUS(米国を除く全世界株式)も-0.29%と小幅に下げています。
米10年債利回りは1.415%。前日比+0.052と上昇。
30年物国債の入札が低調に終わり、需要の弱さが意識されて10年債にも売りが波及。
30年債利回りは終値ベースで2%を超えました。
VIX指数は17.19。前日比で+1.02上昇しました。
【為替・コモディティー】
ドル円 110.60
NY原油 75.34 +1.7%
NY金 1,807 +0.1%
ビットコイン $32,271 -1.5%
原油が上昇。OPECと非加盟主要産油国で構成する「OPECプラス」の協議行き詰まりや、イラン核合意の再建交渉の難航などが懸念されています。
ビットコインは昨日に引き続き下げました。
【S&P500マップ】
【セクター】
テクノロジーセクターが上昇。
その他の全てのセクターが下落しました。
S&P500内のほとんどの銘柄が下落しましたが、値動きは小幅で出来高も少なくなっています。
【個別株】
〇銀行株が決算を発表。結果はまちまち。
JPモルガンやゴールドマンは決算を受けて下落しました。
〇ペプシコ +2.29%
決算を発表。コア1株利益、売上高とも予想を上回りました。
〇コナグラ・ブランズ -5.46%
3~5月期の決算を発表。EPS、売上共に予想を上回りましたが、
通期ガイダンスがEPSの見通しを引き下げるなど予想を下回る結果となりました。
【6月の米消費者物価指数(CPI)】
・6月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)
前年同月比+5.4% 予想+4.9% 前月+5.0%
・食品とエネルギーを除くコア指数
前年同期比+4.5% 予想+4.0% 前月+3.8%
市場予想を大きく上回る結果となりました。
景気回復に伴い旅行関連サービスなどの価格が引き続き値上がりしました。
6月の上昇分の3分の1以上が中古車・トラックによるものでしたが、春からの上昇にはやや落ち着きもみられています。
コロナ過中にあったため前年同期比は上振れしやすいこと。
原油高。半導体、材料や労働力不足による影響。現金給付や経済活動再開の影響など一時的な要因も影響していると思われます。
米大手銀行やエコノミスト等は、FRBの見解同様インフレは一時的なもので、22年頃に2%前後になるとの予想を変えていないようです。
参考「https://jp.reuters.com/article/usa-economy-idJPKBN2EJ1GV」
【今週の予定】
14日(水)パウエル議長の証言とベージュブックの公表。
15日(木)パウエル議長の証言と7がつのNY連銀景況指数。
16日(金)6月の小売売上高、7月のミシガン大学消費者信頼感指数
の発表があり、決算や経済指標の発表などイベントが続きます。
【まとめ・感想】
米国株投資家は、米四半期決算報告と、インフレとFRBへの懸念を考慮する日々が続きます。
特に、インフレとFRBへの懸念は、今日のCPIや今週のイベントを乗り切ったからといって解決するようなものではなく、
今後、数か月から数年に渡って、長期的に付き合っていくべき問題となります。
ですので、あまり直近の経済指標の発表やそれによる株価の上下にやきもきすることなく、投資を続けていくのが大切だと思います。
個人的には予想を上回るCPIや10年債利回りの上昇でも、
株式市場への影響は限定的だったので、市場参加者はこういう事を割と折り込めているんだなと感じました。
個別企業に投資をする方は決算内容を良く見て判断する事が大切だと思います。
私はS&P500ETF(VOO)に投資をしているので、
特に何もすることがありません。
今週もいつも通り22時には眠る生活を続けていこうと思います。
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