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※難しい記事ではありません。

徒然と世間話程度に、思い浮かんだ事を書いただけなので気楽に読んで頂けると幸いです。

【無リスク資産とリスク資産】

例えば、リスク資産と無リスク資産を、どのような比率で保有すればよいかという問いには明確な答えはありません。

資産配分の問題は、各々の選好や置かれている環境、

各々のリスク許容度やリスク選好度、

つまりは、知識・経験・年齢・収入・職業など様々な変数に依存する各個人の問題です。


【最初は安全策。徐々に調整してみては】

これに関しての、私個人の意見ですが、

初心者の方が、最初から完ぺきな配分にたどり着くのはかなり難しいと思います。

人間は意外と自分自身のことをわからないものですし、

いろいろな種類のバブルや暴落、上昇相場と景気後退などを経験して、

初めて勉強やイメージとのズレ・ギャップに気づいたりもします。


「迷った時は安全策」といいますか、

実際にやってみないとわからない部分もあるので、

ある程度大雑把に目安だけ決めて、

余裕のある範囲で投資を始めて、実際に体験・経験しつつで調整していくというのも全然ありだと思います。

というか、自身の置かれている環境や年齢(投資可能期間)は変化していきますから、

資産配分に関する問題とは一生付き合っていくことになると思います。

人の寿命には限りがあり、投資期間には限りがあります。

結局ドルコスト平均法や時間分散では下落のショックを防げませんから、

最終的には資産配分。

無リスク資産とリスク資産の問題に行きつくと思います。



【MPTの世界観】

一方、リスク資産をどう運用すれば良いか

という問題に関しては、

現在ポートフォリオ理論は、明快かつ利用可能な一つの答えを用意しています。

最も優れた株式投資法は、株式市場を忠実に縮小コピーし保有すること。

言い換えると、

世界中の株式市場の各銘柄を、時価総額で加重して分散投資を行うこと。

つまり、オーソドックスなインデックス運用こそ最も有効な株式投資法だということです。

ある意味で、VTやイーマクシススリム(全世界株式)は、

マコビッツ、トービン、シャープ等による一つの到達点と言えるでしょう。



【金融理論の発展と限界】

また、その一方で、米国のファイナンス研究には、

現代ポートフォリオ理論から金融工学への流れの他に、

現代ポートフォリオ理論から行動ファイナンスという二つ目の流れが起きつつあります。

これまでは圧倒的に前者が主流でしたが、

様々な反論、市場が理論通り効率的でないことなどから、

近年では後者のような意見や論文も増えてきました。

完全に効率的な市場なんて人類皆が、神かニュータイプにでも進化しなければ実現不可能でしょうし、

そもそも市場(売買)が成り立ちません。

私が最近読んだ「Adaptive Markets 適応的市場仮説―危機の時代の金融常識」なんかはもろに後者で、

来月発売で、個人的にはとても楽しみにしているシラー教授のナラティブ経済学: 経済予測の全く新しい考え方も恐らくこっち系だと思います。


【理論では説明・証明できないこともある。(今は)】

べノアマンデルブロ氏の言葉を借りれば、

ランダムウォーク理論からはバブルの発生と崩壊は予想できない。

金融市場の科学は未完成の段階にあり過信すると極めて期待である。

と言った感じで、

私も市場が効率的だとは考えていませんし、

金融理論が市場の全てを解き明かせる段階にはまだないと思っています。

統計的にももっと長い時間とサンプルが必要になると思いますし、

もしかしたら、違うアプローチの仕方が必要になるかもしれません。

【山頂までのルートは一本とは限らない】

私の中でのイメージですが、

金融理論の発展により、最初期に比べて山頂までは大分(8~9合目くらいまで)近づいたものの、

完全な頂への道は未だ見えず、

もしかしたらこのルートはここら辺までで、

より高い地点に登るためには違うルートを見つけなければいけない。

という段階に入ってきているのかもしれません。

自身はやめたものの、私がアクティブ運用を否定しない理由はここら辺にも少しあります。



【まとめ・感想】

と、まあ、久しぶりに

自分の勝手な意見を一丁前述べてきたわけですが、

誤解しないで欲しいのは、

市場が効率的でないなら「理論なんて意味がない」なんてことは私は一切思っていません。

むしろ、先人達の生み出してきた理論を学ぶことはとても重要だと思っています。

守破離ともいいますが、考えを破るためにも、まずは学ばなければなりません。


完璧ではないものの、それよりマシな、

私達が実際に使えるようなアイディアがほとんどないこと。

1950年~60年代の理論が今でもある程度通用するということ。

そして、その後の理論の発展や個人投資家への貢献。

これらを考えると、先人達の研究や洞察には尊敬と感謝の念が堪えません。


【私はVOOに投資を続けていきたいと思います】

そして、忘れてはいけないのは、

現実の市場が効率的ではない。(=時価総額加重PFは実際は効率的フロンティアの内側にある))Haugen (1999) などといった反論があったとしても

オーソドックスなインデックスファンドの優位性(低コスト・分散効果)などは全く変わりません。


パッシブ運用のインデックスファンドが最も良い投資戦略かはわかりませんが、

少なくとも「ベター」と言いますか、

ひどく悪い戦略ではないと思いますし、

時間や幸せなど「人生全体の資産配分」を考慮すると

実はものすごく効率のいい投資方法だと思います。

私の思っていることが上手く、文字で表現できているかはわかりませんが(笑)

結論としては、

私はこれからもパッシブ運用を規律を持って続けていきたいと思います(^_^)voo


いつもありがとうございます。

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