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『Invesco S&P 500® Enhanced Value ETF』


あまりメジャーではありませんが、

SPVU(Invesco S&P 500® Enhanced Value ETF )

というS&P500エンハンスト・バリュー指数に連動するETFがあります。

まあ、よくあるバリューETFの一つで、

「バリュートラップ」を避けつつ、S&P500の約100のバリュー銘柄に投資をするETFとイメージするといいかと思います。

上位構成銘柄を見て頂ければよりイメージしやすいかと思います。



【上位構成銘柄】

バンクオブアメリカ  5.7%
エクソンモービル   5.4%
バークシャー     5.0%
CVS         4.6%
ウェルズファーゴ   3.8%
シティ        3.7%
AT&T          3.6%
シグナ        3.4%
アンセム       2.8%
GM          2.6%

一見地味な銘柄ばかりに見えますが、

今年に入ってからSPVUの銘柄の多くは、

ハイテク株の多くを上回るリターンを残しました。

https://www.bloomberg.co.jp/quote/SPVU:US


【QQQとの比較】

21年6月2日時点で

SPVUは1口、43.87ドル 分配金利回り 2.26%

トータルリターンは

年初来  +31.53%
3カ月    +15.41%
1年     +57.38%

となっています。

QQQのトータルリターンは

年初来 +6.42%
3カ月  +4.86%
1年    +42.41%

という感じで、年初来および直近3カ月のトータルリターンはSPVUが大きく上回る結果となりました。

もちろん、もっと前から比較すればここ数年グロース株の方が絶好調だったので、QQQのリターンの方が高くなります。

ただ、将来はどうなるかわかりません。

更に過去をさかのぼれば、バリュー株がグロース株を上回った時期なんてざらにあるわけですから。


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一応、誤解がないように書きますと、

この記事にSPVUを推奨したり、押そうというような意図はありません。

また、QQQやグロース株を貶める意図もありません。

私は両方大切だと思うのでS&P500に投資をしているわけですから。




【まとめ】

ここ数年はグロース株がバリュー株をアウトパフォーマンスしてきましたが、

今年に入ってからは、バリュー株がグロース株をアウトパフォーマンスしています。

市場環境は常に変化を続けています。

昨日と同じ市場はありませんし、去年と同じ環境もありません。


そして、ある特定の市場環境下においてあまりに最適なPFを組むと、

その市場環境下では大きく利益を上げるかもしれませんが、

環境の変化に脆くなるという一面もあります。

市場では、勝者と敗者は簡単に入れ替わります。


【ポイント】


古い環境に対応するためのPFは、環境が変化すれば、もはや新しい環境では通用しなくなるかもしれません。

市場環境から受け取るフィードバックが間違っていれば、明らかに最適とは言えない行動をとることに繋がります。

環境が絶えず変化をしていたら、それを追いかける人はいつまでも最適なPFにたどり着けないかもしれません。


【生き残りたい】

私にとっては、無数の状況にどんどんPFを適応させ、

最高を目指していくのはとても大変で難しすぎる作業のように思います。

『自然は分散されていない賭けを嫌う』という言葉もあります。

私は、ある特定の環境下(のみ)において最高のPFを狙うのではなく、

幅広く分散し、生存確率を高め、長期に渡って市場に居続けようと思います。


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