【過去1年のチャート】
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VOO  +40.4% 
VXUS   +43.5%
VT   +43.8%

ドルべース、配当込、インフレ調整前

ちょうど1年の5月末に投資をした場合、

S&P500一本槍よりも、VXUS(米国を除く全世界株式)やVTに投資をした方が結果的に良いリターンとなりました。

もちろん、期間をずらすとVOOの方が高いリターンになる時期も全然あるのですが、

自身が投資を始めてから終えるまでの期間において、

米国以外の地域や全世界株式の方が高いリターンになる可能性は普通にあると私は思います。

過去S&P500のリターンの方が高かったからといって、今後もそうなるとは限りません。



【参考】

〇1986~1994末の9年間のチャート
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青  ①米国株式市場 100%
  ②全世界株式(除く米国)
黄色 ①50:②50
 

〇1999~2007年末の9年間のチャート
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  ①米国株式市場 100%
  ②全世界株式(除く米国)
黄色 ①50:②50
 

〇1972~1979年までの米国株式市場

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1970代、米国株式は(二度の下落を含み)10年間、ほぼ横ばいでした。


このように、米国よりも他の地域の株式の方が高いリターンを投資家にもたらした時期はあります。

今後10年こういう時期が来ても何もおかしいことではないと私は思います。

もちろん、米国が過去10年のように、もう一度他の地域を上回る可能性もあるとは思います。



【S&P500への投資は最新の投資ではない】

S&P500一本という戦略は、最近開発された真新しい戦略ではありません。

むしろ、1970年代に生み出された古い戦略です。

その後、米国の大学基金や年金ファンドのような機関投資家は国際分散に舵を取ってきたという歴史があります。

バフェット氏(S&P500)やボーグル氏(米国のみ)という主張は、米国人やカナダ人(に話していたのは耳にしたとがある)に向けたものであり、

日本人は日本人の視点でこれらの主張を解釈する必要があると思います。

エリス、マルキール、スウェンセンなどのインデックス投資の巨匠たちや

レイ・ダリオ氏のような著名投資家は国際分散投資を勧めていますし、

何よりも、バフェット自身、中国や日本、韓国、欧州など全世界の企業に投資をしています。



【不安な方は国際分散投資】

もちろん、

これらは将来を保証するものではありませんが、

もし米国株式のみへ投資をしている方の中で、それに不安を感じるようでしたら、

無理せず、できれば株価が落ち着いているうちに、全世界の株式へより幅広く分散をしておくことをおすすめします。


長く投資を続けるうえで、迷っているなら安全策を選択するべきだと私は考えています。

迷っている時点で、自身が許容できる以上のリスクを取ってしまっている可能性があります。

今回の場合なら迷ったら全世界株式に国際分散投資をした方がいいと思います。


【まとめ】

国際分散か米国のみか。

自身の投資期間において、どちらの方がコスト控除後のリスク調整後リターンが高くなるかはわかりません

将来のリターンはわかりませんが、全世界株式の方が「分散効果」により、将来の期待リスクは下げる事はできると思います。

「いいや、自分はS&P500の方がいいと思う。リスクも許容できる」と絶対的な自身がある方ならそれでいいと思います。

そちらの方が良い結果になる可能性ももちろんあるわけです。

米国派の方や、米国株でアーリーリアイアを目指す方は、

米国株が過去と同じかそれ以上に低迷しても大丈夫か、もしそうなったらどうするか。

よく考えて判断する事が大切だと思います。


いつもありがとうございます。

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