【テーパリング」

最近インフレや「テーパリング」に対する懸念から、

経済指標の発表やニュースに市場は神経質になっています。

コロナウイルスによるパンデミックが始まって以降、

日米欧各国の中央銀行は足並みを揃えて金融緩和を行いました。

これにより、経済や株式市場が壊滅的な打撃を受け、そのまま長期停滞するという事態はひとまず避けられました。

しかし、今後「テーパリング」が実施されると、マネーの流入によって支えられてきた価格は調整が入る可能性があります。



【過去の例】


ただ、テーパリングを恐れる必要があるかと思うとそうでもありません。

個人的には、いつまでもズルズルと量的緩和を続けるよりも、

金融・財政政策が健全化へ向かうのは良い事だとも思います。

過去の事例で言えば、

2008年のリーマン・ショック時にも、世界各国の中央銀行が足並み揃えて量的緩和を行いました。。

その後、いち早く危機を脱したアメリカは、

「テーパリング」「金利引き上げ」「資産規模の縮小」という金融正常化に向けた動きを実施していきました。

さて、VTIの長期チャートを見てみましょう。その影響がわかりますでしょうか?
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【ポイント】

リーマンショック以降の米国の金融正常化に向けた動きは、

株式市場等に影響が大きく出ないよう、慎重に進められたこともあって、

「テーパリング」によって株価が暴落するようなことは起りませんでした。

2017年10月以降、中央銀行の膨れ上がった資産規模を縮小する作業が始まっても、

米国株式は緩やかな上昇を続けました。

あくまで過去の事例の一つですし、

テーパリング以外の理由で株価が暴落する可能性ももちろんあると思います。

ただ、やみくもに「テーパリング」を警戒したり、

テーパリングによってで今後株価が下げると決めつけるのは禁物だと思います。

【まとめ】


個人的には「テーパリング」や「インフレ」を恐れて、

せっかく始めた投資や積立を中断・中止することが、

実は初心者の方にとって最も懸念すべき投資行動なのではないかなと思います。

市場の先行きもタイミングも誰にもわかりません。

長期的な視点で見れば今回の「テーパリング」というイベントも一通過点に過ぎません。

もちろん、投資戦略にもよりますが、

長期的に投資をしているのであれば「テーパリング」という言葉に右往左往させられることなく、

長期投資を継続することが大切だと思います。


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