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【2020年のVTとVOOのリターン】


コロナウイルスによるパンデミックをきっかけに、

激動の1年となった2020年ですが、

終わってみれば、株式市場は年初よりも力強く上昇しました。

2020年年初来の、

VT(全世界株式ETF)のトータルリターンは14.7%

S&P500ETF(VOO)のトータルリターンは16.7%

(配当込・ドルベース)

と、どちらも素晴らしいリターンとなりました。


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もちろん、海外ETFだけではなく、

このような指数や資産に連動する、

国内投資信託を保有している方も、

普通にしていれば、

この素晴らしい市場の上昇の恩恵を受けることができたことと思います。




【2020年の投信の半分近くが損益マイナス】

その一方、日経新聞にて

2020年の投信運用、半分近くが損益マイナス

というなかなか衝撃のニュースが報じられていました。


2019年までに設定された国内公募追加投資型株式投信の、

2020年11月末時点の年初来リターン(分配金再投資ベース)


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画像は同記事より引用。(ETF・DCラップ・ブルベア型・SMA専用を除く)

全体の約54%はプラスリターンとなりましたが、

残りの約46%の投資信託は11月末時点でマイナスリターンとなりました。

投資対象や商品設計などの違いで明暗がくっきり分かれる形となりました。


【最も良いリターンをあげる資産は入れ替わる】

10%超のリターンを上げた投信の大半は、海外(先進国)や国内の株式で運用するタイプでした。

国内の中小型株に投資するアクティブ型ファンドも健闘した模様です。

一方で、ここ数年リターンが良く人気だったREIT型の多くがマイナス10%を超える成績となりました。

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【補足】

最も良いリターンの資産や流行の資産クラスはよく入れ替わります。

来年どの資産が最も良いリターンとなるかを事前に正確に予測することは不可能です。

長期投資家の方は、1年毎のリターンや流行、直近のリターンに流されることなく、

自身の目的やリスク許容度に合わせて適切に資産を配分し、それを維持することが大切だと思います。




【複雑な商品がよいとは限らない】

同記事によれば、

特にマイナス幅が大きかったのは、REITに加え、

ブラジルレアルなど高金利の新興国通貨に投資する「通貨選択型」や、オプション取引を組み合わせて「カバードコール戦略」をとる複雑な仕組みのファンドだ。

投資対象が先進国株式でも、通貨選択型やカバードコール戦略のファンドはダメージが大きかった。
とのことです。

このことからは、

〇シンプルな投資戦略や投資商品が劣っているわけではないということ。

〇複雑で難しい戦略や投資商品が良いリターンをあげるとは限らないこと。

〇リスクをとったからといって高いリターンが得られるとは限らないことなどが学べます。


【まとめ・感想】

「地雷」と言いますか、変な投資信託を避けて、株式市場全体に低コストで投資をするようなごく普通のインデックスファンドを持ち続けるだけで、

長期的には、その他の多くの(イマイチな)投資商品のリターンを上回る事が出来ると私は考えます。

逆説的ですが、

投資で成功するためには間違いを減らすことが大切だと思います。

賢い選択には限りがありますが、愚かな選択には限りがないとも言います。

私は来年も今まで通り、

低コストのインデックスファンドを用いて、

株式市場に資産を配分し続けるというシンプルな戦略を続けていきたいと思います。


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