[どこかで聞いたような話】

本日お昼ご飯を食べていると、

全力米国株さんからこんなtweetが流れてきました。



【な、な、な、ナンだってー】

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思わず、昼ご飯のサグの5辛を吹き出しました。


???「S&P500はもはや預金」

りんり「なん・・・だと・・・」



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りんり「いつから、S&P500が預金と錯覚していた」


元々どこ発信かはわかりませんし、

多分「ネタ」だと思います。

「ネタ」に本気になってもあれですし、

私は冗談を冗談と流して楽しめる人間です。

元々平和主義者で争いとかも嫌いですしね。


まあ、昔から

「〇〇は債券」とか「〇〇は実質現金」みたいな発言は、

たびたびに呟かれることがありました。

一見、同じような動きや意味合いのように見える時期もありましたが、

結局のところ、いつも〇〇は債券や現金にはなり得ませんでした。


S&P500のレバレッジETFとVOOを比較して、

VOOは債券という意見もありました。

もちろん、冗談だとわかっています。

普通の方であれば、ちょっと相関やリスクの違いなどをみれば、

債券と同じ役割を果たせないという事はわかると思います。



【ファ?】


「S&Pは安定してるっていう例えです」

「そんなにおかしくないと思います。」

某V〇〇王子でも、そこまでの発言はしてなかっ・・・

いや・・・してたかも・・・・(笑)。

でも、私は多少向こう見ずでも、

若い投資家の方の事を応援したいと思っています。

若い方や最近投資を覚えた方が、

多少勝気なのも、経験が足りないのも、知識が乏しかったり、知らない事があっても、

それは当たり前の事だと思いますし。

(もちろん、これらは彼の事を差していっているではありません)

それをわかった上で話してあげるのも、大人の役割なのかなと最近思うようになりました。

少し話がそれたので本題に戻ります。


「S&P500はもはや預金」

でも、これはもう、

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ってな感じなので、

私の個人的な意見を簡単に書きたいと思います。

もちろん、元々はネタツイートだと思うので、

私も、ここまでご覧のようにネタとして書いていますし、

あくまで個人の感想です。

楽しみやノリで呟いていた方は、どうか気を悪くされないでください(配慮)

そういう世界がある事はわかっています。

まあ、でも聞いてもらえたら嬉しいです。




「無リスク資産」と「リスク資産」

まず、「無リスク資産」と「リスク資産」って知ってますか。


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なんて冗談です。

もちろん、みなさんご存知かと思うので詳しい説明は割愛します。

ただ、貯蓄(預金)と投資は異なった役割と目的を持っています。


「無リスク資産」と「リスク資産」

「預金」と「S&P500」

これは、はっきり言って別物だと思います。

どちらが良いというわけではなく、

双方に異なるメリット・デメリットがあり、

双方に異なるリスクとリターン。

そして他の資産との相関関係があります。

そもそも論としては、

貯蓄と投資は実は全く異なった役割と目的を持っています。


【預金にも長所はある】

たとえば、預金の目的は安全にお金を貯めることです。

得られるリターン(収益率)は低いですが、

すぐ簡単にお金を引き出せる点市場リスクに晒されていないといった長所もあります。

短期の支出や緊急事態の出費に備えるために預金は必要だと思います。

また、リターンの「源泉」も株式と預金では異なります。


それまで生きていられるかわかりませんが(笑)

私が80歳になった時、

VOO100%のポートフォリオを選好しているかと言えば、

たぶんそうではないと思います。

S&P500であっても暴落した後、しばらく回復しないということは普通にありますから。



【S&P500のリターンの分布】

下の表は1825~2020年までのS&P500リターンの分布です。

1825~1925年の値は、イェール大学等の研究者が上場している個別株を元にデータを収集したもの。

1926~1956年のリターンは、S&P500の前身であるS&P90のものとなっています

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極端なリターンが発生する年もありますが、

S&P500のトータルリターンは約40%の割合で±10%の間に。

そして、約33%の確率で10%~30%の間に収まってる事がわかるのですが・・・

-10%より大きく下げた年も、26年間あったということもわかります。


1929年の大恐慌後や70年代の不況時は、

S&P500よりもドル(現金)の方が数年に渡り、リターンが高かった時期もありますし

リーマンショックの時は日本円が輝きました。

このS&P500が絶不調の数年間の間、自身の急な出費・支出・収入源の喪失などが重なったらどうなるでしょう。

S&P500はあなたの人生計画や懐具合に合わせて、上がったり、下がったりしてくれるわけではありません。

そういう時は、まあS&P500を売ればいいのですが、

悪いことは重なるもので、

運が悪ければ、ガンガン資産が削られていくことになります。

この一つ前の記事のイエール大学基金の支出と、70年代の同基金の資金の減り具合なども参考になるかと思います。


【参考・米国株式市場が最高値更新までにかかった期間】

過去S&P500はとても優れた投資対象でした。

私もそれは本当にそう思います。

ただ、投資タイミングによっては、

数年単位で元本割れをおこしたまま回復しなかったりした事例もあります。

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モーニングスターより引用

そして、何より、今後も長期的に右肩上がりである保証はどこにもありません。


誤解しないで頂きたいのは、

S&P500はとても優れた投資対象の一つだと私は考えています。

事実資産の大半をVOOで運用しています。

しかし、S&P500に自信を持ち集中投資をしてる方こそ、

過信せず、その限界や将来の不確実性をしっかりと見極めることが大切だと思っています。

S&P500といえど、全てのリスク(不確実性)を防げるわけではありません。

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インフレと言う預金の弱点をS&P500がカバーできるように、

S&P500持つ市場リスクや為替リスクに対して、預金は堅牢です。

どちらが優れているというものではなく、

バランスが大切という事です。




【違うものは違うんです】

もし、少し真剣に答えるのであれば、

それぞれ全く違うリスク・リターン・相関・特性・役割を持つ資産を簡単に一括りにするのはどうなのかなと思います。


本人は良くても、それを見た初心者方などが勘違いして、過度に楽観的になってしまう事などが私は少し心配です。


もし、冗談や比喩として例えるのであれば、

決してうまい表現とは言い難いですし、

不特定多数の方に見られる公の場では、あまり言わない方が良い事、冗談でもあまり使わない方が良い表現というものも世の中にはあると思います。

(故にTwitterで賛否両論があるのだと思います)

どうせなら、もっと何かこううまく、

ラインぎりぎりを攻めつつ、面白い感じで例えればよいのかなと思います。

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「俺達のS&P500は宇宙だ」とか・・・・

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はい。よくわかりませんね。

・・・・ごめんさない。

実際難しいですね(笑)

私が一番滑りました。

いろいろな意見があるかと思いますが、

S&P500投資家達は悪くない。

悪いのは全てこの「私」ということで


この件は笑って流して頂いて(笑)

明日からはみんな仲良く、合理的に投資を楽しんでいただけたら嬉しいです。


いつもありがとうございます。

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