【5月26日 米国株式市場】

ダウ    34,323    +0.03%
ナスダック 13,738 +0.59%
S&P500     4,195 +0.19%

小型株のラッセル2000は+1.97%。

主要指数を上回る上昇を見せました。

WTI原油先物(+0.09%)とNY金(-0.14%)はほぼ横ばい。

ビットコインは$38,480と2.5%上昇。

VIX指数は17.43に低下。

10年債利回りは1.577%(前日比+0.013%)

若干上昇したものの、1.60%を下回る水準を維持。

FRB当局者発言を受け落ち着いた推移となっています。

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【S&P500マップ】
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【セクター】

このところ下げていたエネルギーが反発。

一般消費財、通信サービス等も上昇しました。

ヘルスケア、生活必需品、情報技術が小幅に下げ、

その他セクターは横ばい~小幅の上昇となっています。

業種では、小売りなど個人消費に依存する企業の株価が堅調に推移しています。


【個別株】

〇スポーツ用品小売のディックス・スポーティング・グッズ+16.70%

〇衣服や家具・雑貨等を扱うアーバン・アウトフィッターズ+10.04%

〇ファッションブランドのアバクロンビー&フィッチ+7.69%

経済活動や外出の再開により、それぞれが良い内容の決算発表。株価が上昇しました。

ワクチン接種の普及により、米国の人々は通常の生活を取り戻しつつあります。

小売り、ホテル、クルーズなどの業績の回復にも注目が集まっています。



【ポイント】

好調な決算発表のシーズンを終え、

投資家の目先は、経済成長とインフレに移っています。

米国の投資家は関連する追加の手掛かり、つまり経済指標の発表やFRBの発言を待っています。

そのため、今後市場は循環的になるかもしれません。

私は、基本的にインフレ率の上昇は経済成長と連動しており、消化可能なものであると考えています。

また、テーパリングに関しては、米国よりも新興国に打撃がいく可能性があると、個人的には考えています。

もちろん、インフレが進むと、政府や中央銀行が景気刺激策を撤回したり、金利政策を変更したりすることが懸念されます。

今のところFRB関係者は、まだ方向転換の必要はないと述べています。


さて、長期投資家はどうすればよいのでしょう。

今日はインベスコのストラテジスト。

クリスティーナ・フーパー氏のコメントで絞めたいと思います。


「投資家は、FRBやインフレといった短期的な懸念を気にするのをやめる必要があります」

「それが今目にしている、多くの混乱を引き起こしているのですから」


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