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【カジノの方がマシ】


株式投資はギャンブルではないとよく言います。

ただ、個人的には、

株式市場はカジノよりもタチが悪いと思います。

少なくとも、

カジノではプレーする前に確率や期待値をプレーヤーは事前に知る事が出来ます。

しかし、株式市場で投資家がそれを事前に知るすべはありません。


【「100年に1度」が30回以上ある世界】

ガウス分布では、

4標準偏差以上下落する日は3万1500日に1日

つまり、だいたい1世紀に1日。

ということになっています。

しかし、1914年から2014年までの間、

実際にダウ平均が4標準偏差以上下落した回数は30回を超えます。



【暴落は当たり前】

これから20年、30年と投資をしていれば、

「100年に1度の暴落」に投資家が巡り合うのは普通の事だと思います。

むしろ、起きないと思う方が不自然でしょう。

これからも調整や景気後退、大暴落は起きると私は思います。

暴落や下落を恐れたり、不安がるのではなく、

当たり前の事として捉える事が大切です。


「ボールは友達」ではありませんが、

投資家にとってもリスクは一生付き合っていく友達とも言えるのかもしれません。



【まとめ】

どんなに備え、避けようとしても、

今まで起きたことのない出来事や、

誰も想定していない「ブラックスワン」の発生は防げません。


この将来の不確実性とどう付き合っていくかが大切です。

例えば、基本中の基本ですが、

リスク資産と無リスク資産の比率をしっかりと決めることが重要だと思います。


私事ですが、

今朝方ちょっとしたアクシデントがあり、

本当に突然、30万以上の予定外の出費が確定しました。

あと、世帯収入が減る事も確定しました。

まあ、それ自体は全然大したことがないのですが、

改めて予測できない出来事は突然起こるのだなあと思い知らされました。


好調な市場が続くと、

現金や生活防衛費の大切さを忘れがちになりますが、

いざという時自分を守ってくれるのは、彼らのだったりもします。

私は今朝の出来事を十分に活かして、

これからも自分のとれるリスクの範囲内で、

株式(VOO等)に全力投資をしていきたいと思います。


いつもありがとうございます。

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