【4月30日 米国株式市場】

ダウ    -0.54%
ナスダック -0.85%
S&P500   -0.72%

主要株価指数は揃って下落。

前日上昇したアップルなどのハイテク株が売られました。

小型株指数のラッセル2000も-1.26%となりました。

米10年債利回りは1.633% 前日比-0.007%と安定。


S&P500は昨日の最高値より後退したものの月間で5.2%上昇。

ナスダックは6カ月連続、ダウとS&P500は3カ月連続で上昇しています。



【4月30日のS&P500マップ】
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【セクター】

公益、不動産を除く、全てのセクターが下げました。

特に、素材、金融、テクノロジー、資本財セクターは1%以上、

エネルギーセクターは2.02%下げました。


【個別株】

〇ツイッター -15%

売上やEPSは市場予想並みでしたが、今後の利用者の伸びの鈍化やコスト上昇を警告。

第2Qのガイダンスが弱く売られました。

〇シェブロン -3.61%

決算がイマイチでした。

原油高の恩恵が精製マージンの低下などで相殺され29%の減益となりました。


【3月の米個人消費は4.2%増】

3月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比4.2%増でした。

米国の個人所得は先月よりも21%増加。バイデン大統領の経済対策の一環として支給された1400ドルが主な要因です。

ワクチン普及による経済の再開や労働市場の回復に伴い、今後も消費の拡大が続くと思われます。



【月間のS&P500マップ】
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【まとめ】

S&P500は今年最も上昇した月となり、

バイデン大統領が選出された2020年11月以降で最も上昇した月となりました。

CNBCでは、バイデン大統領の最初の100日でS&P500は24.1%上昇。

トランプ大統領の11.4%、ケネディ大統領の18.5%を上回り、

1950年代以降の大統領で最高のパフォーマンスだったと報じています。

債券利回りの上昇等に伴う3月の混乱が、もう昔の話のようですね。


ただ、過度な楽観も禁物です。

市場には、政府の支出がインフレにどのような影響を与えるかなど需要な懸念事項が残っています。

米ダラス連銀のカプラン総裁は金融市場に過剰なリスクテークの兆候が見られるとして、

金融当局が大規模な債券購入の縮小を議論し始めるべき時がきたと発言しています。

そして、5月も決算が続きます。


私はこれらの情報を知った上で、全て無視して、

過度に楽観も悲観もせず、現実を見据えて、

今まで通りのVOOに投資をしていきたいと思います。


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