
【4月26日 米国株式市場】
ダウ -0.18%
ナスダック +0.87%
S&P500 +0.18%
S&P500とナスダックが終値で過去最高値しました。
堅調な米企業決算と景気回復。金融緩和政策が続いていることも株価を後押ししています。
ラッセル2000は+1.15%と主要株価指数を上回りました。
米10年債利回りは1.570%(前日比+0.03%)やや上昇しましたが、安定した水準にあります。
決算シーズンが山場を迎え、今週はS&P500企業の約40%が決算を発表します。
火曜日からはFOMCも行われ、慌ただしい1週間となります。
【S&P500マップ】

【セクター】
S&Pの主要11セクターでは7セクターが上昇。
特にエネルギー+0.7%と上昇しました。
公益事業や生活必需品などは下落しました。
【個別株】
〇オーチス・エレベータ・カンパニー +7.09%
エレベーターやエスカレーターの製造、設置を行っているオーチス・エレベータ・カンパニーは予想を上回る良い決算を発表。株価は上昇しました。
〇テスラ +1.21%
決算は良かったです。売上・EPSは市場予想を上回り、7四半期連続の黒字となりました。
売上高 103.9億ドル(予想102.9億ドル)
EPS 0.93ドル (予想0.79ドル)
納車台数は過去最高の18万4800台を記録
複数年にわたる納車台数伸び率の見通しは50%で据え置きとなりました。
株価は、時間外で723.10ドルまで下げています(記事執筆時点)
【決算シーズン本格化】
今週はApple、Microsoft、McDonald'sなど、S&P500企業のうち181社が決算を発表します。
FactSetによると、S&P500企業の利益は前年同期比で24%増加すると予想されています。
ブルームバーグの集計データによると、これまでに決算発表を済ませたS&P500企業の約3/4社がアナリスト予想を上回る業績となりました。
多くの企業がパンデミックによる不振から抜け出せない中、高い株価を正当化しなければならなかった投資家にとって、良い決算や企業の利益の増加は歓迎すべきことだと思います。
毎日数百万のワクチンが出ており、数兆ドル相当の政府主導の経済支援が支払われている中、世界経済と企業の利益がどれだけ回復しているかに注意が集まっています。
決算シーズンが本格化し、情報を追うのが大変だと思いますが、個別株やアクティブに投資をする方はしっかりと情報を集め、精査し、投資判断をすることが大切だと思います。
【FOMCについて】
今週の27.28日にはFOMC(米連邦公開市場委員会)があります。
市場は今後数ヶ月間はFF金利に変更はないと予想していますが、
FRBがインフレや景気回復に対しどのように考えているか、どのような指針が示されるかに注目が集まっています。
【まとめ・感想】
個別株やアクティブ投資を行う方にとっては、とても忙しい1週間となると思います。
ゴールデンウイークに入るのがまだ救いですね。
くれぐれも体調や睡眠不足等にはお気をつけ下さい。
私自身は、S&P500に長期投資をしていますので、
個別株の決算やFOMCをあまり気にしていません。
過去6年間と同じように、3ヶ月に1度の決算や、6週間ごとのFOMCで投資方針を変えることはまずありません。
私は、今まで通りの投資を続けつつ、
人生で1度しかない、今年のゴールデンウイークを全力で楽しんでいきたいと思います。
いつもありがとうございます。
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