【全世界株式投資】

米国株式市場、

そして日本の株式市場のチャートが過去どうだったか、

皆さん何となく分かると思います。

シーゲル教授等のおかげですね(笑)

では「全世界株式の過去の長期チャートはどうだったのか?」

今回は面白いデータを紹介したいと思います。

米国株投資家の方はもちろん、VTを始め投資信託などで全世界に投資をしている方のお役に立てれば幸いです。




【1900年からの全世界の資産のチャート】

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参照 証券市場の真実


1900年から、世界の株式や債券に国際投資を行った際のリターンを表したグラフとなります。

通貨はドル単位、インフレ率は米国のものを使用し調整。

1900年から2000年までの間の信頼できるデータが得られた国が対象となっております。

(日本・米国・イギリス・オーストラリア・ベルギー・カナダ・デンマーク・フランス・ドイツ・アイルランド・イタリア・オランダ・南アフリカ・スペイン・スウェーデン・スイス)


厳密にはVTなどに使用されている全世界を対象とするインデックス指数とは異なります。

ただ、上のグラフも世界の市場の広範囲をカバーしていますのである程度参考になると思います。

シーゲル教授のグラフの全世界版というイメージです。

詳しくは引用元の書籍をご確認ください。


【「全世界投資」過去100年間のリターン】

「実質リターン」(年率平均)
株式  5.8%  
債券  1.2% 

「最高リターン」
株式  70.5%(1933年) 
債券  31.0%(1932年)

「最低リターン」 
株式 -32.8%(1931年) 
債券 -26.6%(1946年)

「標準偏差」   
株式 17.0  
債券 10.3
 

1900年に全世界株式に投資した1ドルは2000年に295.2ドル(インフレ調整後)となっていました。

一方で債券は3.3ドル(インフレ調整後)とインフレには勝てたものの、

株式と比較するとあまり長期的なリターンは振るいませんでした。




【まとめ・感想】

もちろん、次の100年間もこの通り上手くいくとは限りません。

でも、日本円(現金)に資産を100%を配分すれば、絶対に安全なのかといわれたらそうでもありません。

要はバランスが大切だと思います。

各々の①リスク許容度②投資期間③投資目標などに合わせ、

ある程度適切と思われる資産配分を定め、

それを維持しつつ規律ある投資を続けることが大切だと思います。


米国株投資家と同じように、全世界株式に投資をする方も、

今後もしかしたら、迷ったり不安になる時、投資を途中で辞めたくなる場面があるかもしれません。

そんな時は是非このチャートを思い出して頂ければと思います。


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