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【4月15日 米国株式市場】


ダウ    +0.90%
ナスダック +1.31%
S&P500   +1.11%

15日の米国市場は、債券利回りの低下を受け、ハイテク株を中心に上昇。

S&P500は最高値を更新。

ダウも終値で34,035.99をつけ、初めて3万4000台にのりました。

小型株指数のラッセル2000も+0.42%上昇。

3月の米小売売上高や米新規失業保険申請件数などの経済指標は良好。

決算シーズンも概ね良い発表が続いています。


【S&P500マップ】
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エネルギー(-0.84%)金融(-0.16%)と下落。

その他のセクターは全て上昇しました。

情報技術、通信、不動産、ヘルスケアセクターなどが特に上昇しました。

BlackRock、PepsiCo、UnitedHealthの決算も概ね良好で、

ブラックロック+2.1%、ペプシコ+0.2%、ユナイテッドヘルス+3.87%とそれぞれ上昇しました。



【3月の米小売売上高】

3月の米小売売上高 結果+9.8%  予想+5.9%

経済活動再開と3月中旬からの現金給付、2月からの反動等もあり、予想を大きく上回りました。

4~6月も消費は好調な見通しで、経済の回復の原動力となると思われます。

一方でインフレの懸念も高まるかもしれません。


【米新規失業保険申請件数】

10日終了週の米新規失業保険申請件数

結果 57.6万人 市場予想 70万人 

前週76.9万人(77.4万人から修正)から大幅に減少、

予想も下回り約一年ぶりの低い水準となりました。

一方、何らかの失業給付を受けている人は3月上旬時点で約1900万人おり、

新型コロナウイルスの影響から米労働市場が完全に回復するにはまだまだ時間がかかりそうです。




【10年債利回り】


10年債利回りは1.546%(前日比-0.09)と低下。

一時、1カ月ぶりの低い水準となりました。

米小売売上高と新規失業保険申請件数はよかったものの、

米ロ関係の悪化の懸念等、その他の要因が良い経済指標の影響を上回りました。


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米10年債利回りの低下の理由は、アナリストや報道各社も意見が別れています。

○米政府がロシアに対し、15日に昨年の米大統領選介入などの報復として包括的な制裁措置を発動したこと。

○ロシアとウクライナとの緊張激化(→安全資産に買い)

○シーポート・グローバル・ホールディングスのマネジングディレクター、トム・ディガロマ氏「(この他)に、日本勢の長期債買い観測や取引の少なさ、欧州主要市場での利回り再低下などが要因」

○BMOキャピタル・マーケッツのストラテジスト、ベン・ジェフリー氏「株高を踏まえると、安全資産としての買いという見方にはやや懐疑的。一部投資家が国債のショートポジションを解消したことが利回り低下の理由ではないか」

こんな感じで結構意見がわかれています。理由は私はわかりません。
 

【まとめと感想】

今日の市場から初心者の方に学んで欲しいことは、

「経済指標」は、株価や債券利回りに影響を与える「数ある変数の一つ」に過ぎないということです。

「経済指標〇〇が良かったから云々」というのをあまり真に受け過ぎてもいけません。

「経済指標は良かった(悪かった)のに〇〇した」ということもざらにあります。

たいていの場合、結果は既に株価に織り込まれていたりもします。


これは投資戦略にもよるのですが、

VOOやVTI、VT、全世界株式インデックスファンド等に長期投資をする方は、

毎月発表される経済指標を気にすることなく、規律ある投資を続ける事が大切です。


長期的に投資をしていれば、良い経済指標が出る時も、悪い経済指標が出る時もあります。

しかし、それらに一喜一憂したり、惑わされてはいけません。

過去、ひどすぎる、散々な経済指標が発表されたことはありましたが、

結局今日もS&P500が最高値を更新しました。

きっとこれからも、様々な困難を人類と株式市場は乗り越えて成長していくと私は信じています。


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