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「投資リターンの内訳」

投資のリターンの内訳を簡単に分類して考えてみましょう。

「①ベンチマークリターンとアクティブリターン」

①時価総額型指数のベンチマークリターン
②アクティブリターン

「②アクティブリターンの内訳」

②-1 スマートベータへの平均(静的)エクスポージャーからのリターン
②-2 「ピュア・アルファ」のリターン


「②-2 ピュア・アルファのリターン」

〇スマートベータ・タイミング
〇トップダウン型 マクロ・国・業種選択 セクターETF等
〇ボトムアップ型 個別銘柄選択

などなど・・・・

ちょっと文字だけではわかりずらいので、

手書きで図を書いてみました。


00


ブログをはじめて3年。

未だにパソコンやネットを使う事は苦手です(笑)

イメージとしてはこんな感じ。

ロングオンリーとかショートと合わせるとか更に細分化することができますが、

今回はこれで話を進めていきたいと思います。





まず、投資リターンは、

「時価総額加重のベンチマークのリターン」と

「アクティブなリターン」に分解できます。

これは一般的によく言われる分解なので、

初心者の方もよく理解できると思います。
 
長期的に分散されたPFで運用する場合、

投資リターンの大部分は「時価総額加重のベンチマークのリターン」で説明がつきます。

低コストで簡単な時価総額加重のインデックスファンドという商品があるにもかかわらず、

追加のリスクをとり、時間や労力をかけて、

アクティブ戦略を選択する合理的な理由を、投資家は良く考え判断する必要があります。


「注意」

誤解しないで欲しいのは、

私はアクティブ戦略を否定しているわけではありません。

自分がパッシブオンリーなだけで、好きか嫌いかで言えば好きです。

自分はアクティブ戦略を「ベンチマークと異なる動きとなる戦略」と捉えています。



「アクティブリターンを分解」

次にアクティブリターンを分解します。

アクティブリターンは

「スマートベータファクターへの静的エクスポージャー」によるリターンと、

「ピュアアルファ・リターン」に分類することができます。


「スマートベータファクターへの静的エクスポージャー」とは、

例えば、「バリュー」「サイズ」「モメンタム」など、

過去および将来にわたって、市場を上回る成績を上げると信じられている、

特定の要因(ファクター)にエクスポージャーをとる(加重する)方法です。


00

いろいろなモデルがありますが、

ファーマ-フレンチの3ファクターモデル(市場ベータ+バリュー+サイズ)で、

分散されたPFのリターンの違いの約90%を

「モメンタム」を加えた4ファクターモデルで約95%を説明できると言われています。


ここで更にアクティブな投資家は、

追加のリスクをとり、時間や労力をかけて、

「スマートベータファクターへの静的エクスポージャー」だけではなく、

更に小さな部分を占める、

「ピュアアルファ・リターン」を取りに行くという戦略を選択する

合理的な理由をよく考え判断する必要があります。

また、追加されていく、コストとの折り合いをどうつけるかも考慮すべきポイントとなります。


「余談」

スマートベータやファクター投資の歴史は意外に古く、

1976年のステファン・ロスの「裁定価格理論」が有名ですが、

根底にあるアイティア自体は、

1930年代のグレアム、ドット(バリュー)や

1700年代後半のオランダの投資信託にまで遡るという説もあります。


また、スマートベータやファクターに対して、

論争や疑問視する声がないわけではありません。

ジャック・ボーグル氏などは「妖術のようだ」として、

スマートベータ型インデックスを否定しています。




【まとめ・感想】

何気なく、誰かから勧められたり、どこかで目に入った

良さげな投信や個別株を、

ただやみくもに集めている初心者の方もおられるかもしれません。

ですが、長期的に分散されたPFで運用する場合、

リスクとリターンの大部分を占めるのは資産配分やベンチマークリターンとなります。

そして、細分化するにつれ、

アルファの占める割合は小さくなり、

コストの与える影響は大きくなります。


また、インターネットやSNSの普及等により、

昔に比べ、最近の投資家の頭や知識の量、スキルは格段に上がり、競争が激化したことで、

ますますαを取りにいって、長期的に勝ち続けるのは更に難しくなっていると言われています。


そんな中でも戦い続けるのか。

自分が何のために資産形成や投資をしているのか良く考えて、

投資計画・戦略の「全体像→細部」を練る必要があると個人的には思います。

細部ばかりに気をとられてはいけません。


先日、バンガード グローバル・チーフ・エコノミスト、ジョセフ・H・デイビス氏の

「リスク許容度に見合ったバリュー株へのオーバーウェイト配分を行う事で、リターン(α)を得ることができるかもしれません」

という見解を紹介しました。

http://etfsp500.com/archives/26526959.html


これを信じるならVTVなどのバリューETFに加重するのもおもしろそうに思います。

私自身はVOOとVXUSを通じて、

「時価総額加重のベンチマークのリターン」を

最低限の努力でしっかりと取っていきたいと思います。


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