米主要株価指数は最高値を更新
ダウ +0.18%
S&P500 +0.55%
Nasdaq +1.03%
主要株価指数は史上最高値を更新しました。
投資家はバイデン政権が、米国の労働者や企業のために必要とされている支援を迅速に進めていくことを期待しています。
〇12月の雇用統計
12月の雇用統計 -14万人(予想+6.2万人)
失業率 6.7%(予想 6.8%)
非農業部門雇用者数が前月比14万人減少し、
昨年4月以来8カ月ぶりに悪化しました。
低賃金労働者の解雇が多かった事により、平均賃金は前年比+5.1%となりました。
予想を大幅に下回る結果は、緩やかに経済は回復しているというエコノミスト等の予想を裏切る結果となりました。
一方で、アナリスト等は、議会が行動を起こすべきだとの圧力を強めています。
また。J.P.モルガン・アセットのジャック・マンリー氏は、「失業者の苦悩が続く中、ワクチンの配布は拡大しているが、まだ何ヶ月もかかるだろう」と述べています。
コロナウイルスのワクチン・治療薬が広く普及するまでの間は、経済の先行きは常にリスクを有しており、不透明だということを忘れないようにしましょう。
〇10年債利回り

昨日、米10年債利回りは+4.30%上昇しました。
雇用統計の発表後にジグザグになりましたが、上昇傾向を維持しています。
「参考」今週の米10年債利回りの推移

米国政府による借入や追加の経済刺激策、インフレの可能性等への期待が、
10年物国債利回りを押し上げています。
小型株はやや下落
昨日、ラッセル2000インデックスは-0.25%下げました。
ラッセル2000は今週5%上昇しており、S&P500を上回る上昇をみせました。
小型株は景気に敏感で、大型株よりも景気への期待感で大きく上下する傾向があります。
多くの投資家は、ワシントンが多額の現金給付金を送り、インフラ整備に多くの支出をするなど、苦境にある経済のために多くの支援を提供しようとするだろうと期待しています。
MSCI新興国株価指数が最高値更新
ロイター通信によると
MSCI新興国市場株価指数が1345を突破。
2007年11月につけた最高値を更新しました。
同指数は、新興27カ国の約1400社で構成されています。
他の指数に比べて、鉱業、エネルギー、金融セクターの比率が大きい一方で、
TSMC、アリババ、テンセント、サムスンのハイテク企業が同指数の約20%をしめています。
昨年3月の安値からは約80%上昇しています。
まとめ・感想
昨日もたくさんのニュースがあった米国株式市場ですが、
S&P500などに長期投資をしている方であれば、特に気にする必要はありません。
むしろたくさんのニュースやリスクがあるのはいつものことです。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、
例えば、ITバブルやリーマンショックの時にたくさん言われていた懸念を今覚えている人、意識している人は少ないと思います。
現状、コロナウイルス、経済、政治など様々な面で多くのリスクがありますが、
この状況も、
長期投資家にとっては、長い投資人生でみれば所詮は通過点の一つに過ぎません。
長期的な視野を失うことなく、気長に、騒がず、落ち着いて投資を続けていきましょう。
私は米国株式市場も、人類も、
この困難な状況を克服し、更に成長・発展・進歩することを信じています。
いつも本当にありがとうございます。

ダウ +0.18%
S&P500 +0.55%
Nasdaq +1.03%
主要株価指数は史上最高値を更新しました。
投資家はバイデン政権が、米国の労働者や企業のために必要とされている支援を迅速に進めていくことを期待しています。
バーデンス・キャピタル・アドバイザーズのミーガン・ホーンマン氏は、
「長期失業者がまだ400万人近くおり、今後数ヶ月の成長を脅かす可能性がある」
「新政権が今月下旬に発効するであろう、追加の景気刺激策を投資家は期待しているため、市場はゆっくりと上昇を続けている」と指摘します。
テスラの時価総額、フェイスブックを上回る。
個別株ではテスラが7.84%上昇しました。
この上昇により、テスラの時価総額はフェイスブックを上回り、S&P500企業で第5位となりました。
民主党が電気自動車の使用を奨励するという期待の中で、テスラ株は上昇しています。
「長期失業者がまだ400万人近くおり、今後数ヶ月の成長を脅かす可能性がある」
「新政権が今月下旬に発効するであろう、追加の景気刺激策を投資家は期待しているため、市場はゆっくりと上昇を続けている」と指摘します。
テスラの時価総額、フェイスブックを上回る。
個別株ではテスラが7.84%上昇しました。
この上昇により、テスラの時価総額はフェイスブックを上回り、S&P500企業で第5位となりました。
民主党が電気自動車の使用を奨励するという期待の中で、テスラ株は上昇しています。
〇12月の雇用統計
12月の雇用統計 -14万人(予想+6.2万人)
失業率 6.7%(予想 6.8%)
非農業部門雇用者数が前月比14万人減少し、
昨年4月以来8カ月ぶりに悪化しました。
低賃金労働者の解雇が多かった事により、平均賃金は前年比+5.1%となりました。
予想を大幅に下回る結果は、緩やかに経済は回復しているというエコノミスト等の予想を裏切る結果となりました。
一方で、アナリスト等は、議会が行動を起こすべきだとの圧力を強めています。
また。J.P.モルガン・アセットのジャック・マンリー氏は、「失業者の苦悩が続く中、ワクチンの配布は拡大しているが、まだ何ヶ月もかかるだろう」と述べています。
コロナウイルスのワクチン・治療薬が広く普及するまでの間は、経済の先行きは常にリスクを有しており、不透明だということを忘れないようにしましょう。
〇10年債利回り

昨日、米10年債利回りは+4.30%上昇しました。
雇用統計の発表後にジグザグになりましたが、上昇傾向を維持しています。
「参考」今週の米10年債利回りの推移

米国政府による借入や追加の経済刺激策、インフレの可能性等への期待が、
10年物国債利回りを押し上げています。
小型株はやや下落
昨日、ラッセル2000インデックスは-0.25%下げました。
ラッセル2000は今週5%上昇しており、S&P500を上回る上昇をみせました。
小型株は景気に敏感で、大型株よりも景気への期待感で大きく上下する傾向があります。
多くの投資家は、ワシントンが多額の現金給付金を送り、インフラ整備に多くの支出をするなど、苦境にある経済のために多くの支援を提供しようとするだろうと期待しています。
MSCI新興国株価指数が最高値更新
ロイター通信によると
MSCI新興国市場株価指数が1345を突破。
2007年11月につけた最高値を更新しました。
同指数は、新興27カ国の約1400社で構成されています。
他の指数に比べて、鉱業、エネルギー、金融セクターの比率が大きい一方で、
TSMC、アリババ、テンセント、サムスンのハイテク企業が同指数の約20%をしめています。
昨年3月の安値からは約80%上昇しています。
まとめ・感想
昨日もたくさんのニュースがあった米国株式市場ですが、
S&P500などに長期投資をしている方であれば、特に気にする必要はありません。
むしろたくさんのニュースやリスクがあるのはいつものことです。
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ではありませんが、
例えば、ITバブルやリーマンショックの時にたくさん言われていた懸念を今覚えている人、意識している人は少ないと思います。
現状、コロナウイルス、経済、政治など様々な面で多くのリスクがありますが、
この状況も、
長期投資家にとっては、長い投資人生でみれば所詮は通過点の一つに過ぎません。
長期的な視野を失うことなく、気長に、騒がず、落ち着いて投資を続けていきましょう。
私は米国株式市場も、人類も、
この困難な状況を克服し、更に成長・発展・進歩することを信じています。
いつも本当にありがとうございます。

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