バンガードのレポート

米バンガードが「中国の真の成長像とその影響を分析する」というレポートを公開していたので紹介します。



〇異なる投資家ベースが市場の反応を形成する

「本土市場」と「香港市場」投資家の違いに振れ、

H株(香港)市場のグローバル市場への双方向のアクセスを持つ機関投資家は、

A株の投資家に比べ、真のマクロ経済像に対してより敏感であるとバンガードは指摘しています。

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海外投資の規制が厳しい中でも、H株投資家は海外への株式投資をより柔軟に、より多くの選択肢を持つことができるかもしれません。

中国のマクロの見通しが大幅に悪化した場合には、中国へのエクスポージャーを削減する事も可能とのことです。




H株市場の投資家はマクロの発展に敏感
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中国株とモメンタム


バンガードの調査によると、

H株の動きは、より不安定な経済のモメンタムに対する感度が高くなることが示唆されています。

ただ、この傾向を利用して、

中国株式市場のタイミングを計るのは、普通の個人投資家にとっては難しいかもしれません。

これらの要因でも、株式リターン過去の変動の80%以上が説明できないからです。

次の図は、様々な成長要因の中で最も説明力が高いと思われるモメンタムファクターと株式リターンの関係を示してたものです。

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中国株式のリターンについて、様々な成長要因の中で最も説明力が高いと思われたモメンタムファクターと中国株リターンとの平均的な関係が有意なことは、正の傾斜線からも明らかです。

実際のリターンもその線の周辺で見られます。

が、それでも結構な、ばらつきがある事もわかります。



バンガードは中国株式の長期的な予想リターンをやや下方修正
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Notes: This forecast corresponds to a distribution of 10,000 VCMM simulations for ten-year annualized nominal returns as of September 30, 2020.
Median volatility is the 50th percentile of an asset class’s distribution of annual standardized deviation of returns.


昨年、中国経済はパンデミックからいち早い回復を見せ、中国株式の価格は大きく上昇し他の地域をアウトパフォーマンスしました。

ただ、このバリュエーションの上昇が、初期投資額を引き上げあげ、投資家が得る将来のリターンを押し下げる可能性があります。

バンガードによる、中国株の今後10年間の名目リターンの予想では、2019年末に比べ、2020年9月30日時点の方が、将来の予測リターンがやや低くなっていることがわかります。

また、このシュミレーションでは予想リターンは米国や米国を除く先進国をやや上回っているものの、ボラティがかなり高いと予想されています。

中国株への投資は、様々な不確実性が予想されます。

ここ数か月の株価上昇ばかりに目を向けずに、

自身のとれるリスクの範囲内で投資をすることが大切だと思います。


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