バランス型ファンドの資金流入が伸び悩み

先日モーニングスターに

バランス型ファンドの資金流入が伸び悩み、株式下落への警戒から再浮上も」という記事がありました。

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一言でいうと、国際株式型ファンドへの資金流入が続いている一方で、

バランス型のファンドへの資金流入が伸び悩んでいるとのことです。

詳しく知りたい方は元記事もぜひご覧ください。




必ずしもバランスファンドが悪いというわけではありませんが・・・

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2001年以降の最大下落率をみると、

まあ予定通りといいますか、バランス型ファンドは一定の効果を発揮してたことがわかります。

一方で、現在債券の利回りがほぼ0であり、

コロナショックが落ち着いたのち、

いずれ世界の金利がある程度正常化への向かうだろうと考えると

〇債券部分が不要・資産を配分するのがもったいない
〇そもそもコストが無駄
〇バランスファンドではなく「株式100%のファンド+現金(日本国債変動10年)」で調整したほうが良い

などといった考えがあります。

必ずしも「債券が不要」「バランスファンドは地雷」とまで言いませんが、債券部分とどう向き合うかは、難しい所だと思います。


もちろん、金利がどうなるかわかりませんので、

金利に関わらず、常に「世界中の株と債券に投資し続ける」という伝統的な考え方もあります。

(バンガードがよく提案していますし、私も好きです)




切なさと心強さと

そういう話をしていこうとしたら、少し切ないデータがありました。

バランス型ファンドの株式比率別の資金流出入額です。

リスク資産(株・REIT)の組入比率毎に、4段階に分類しています。

「安定」  (0~25%未満)
「安定成長」(25%~50%未満)
「バランス」(50%~75%未満)
「成長」  (75%以上)

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まず、コロナウイルスの下落の影響でしょうか?

3月~4月、全体的に資金の流入が少なくなっています。

イケイケだった1.2月や、市場がある程度回復した後で資金の流入が増えています。

3月~4月に流出させたのは、意外にも安定・安定成長・バランスのカテゴリーで、

6月以降は、「安定成長」に資金が流入し、「成長」からの資金流出が続いています。



まとめ・感想

長期投資の投資のリスク・リターンを決定づける最大の要因は資産配分です。

個人的には、バランスファンドへ投資する時のメリットの一つは、資産配分を維持しやすいことだと思っていました。

ただ、今年1年のバランスファンドの資金流出入の変化をみるに、

株価や市場の様子に関わらず、一定の資産配分を維持し続けることは、バランスファンドを用いる投資家であっても難しいのかなとも思いました。

とはいえ、初心者の方や経験の浅い方にとって、

最初から自分にとってベストの配分を見つけるのは容易ではないと思います。


今年経験してきたコロナショックの下落。そして上昇局面の両方を良く考慮して、少なすぎず、取り過ぎず、自分にとって良い塩梅の資産配分を見つけて頂ければと思います。

ただし、株価があがったからリスク資産を増やす、下がったから(下がりそうだから)安全資産を増やすというように、

「株価や市場に合わせて」資産配分をコロコロ変えるのは、過去のデータ上、大抵はリターンを押し下げる事に繋がるのであまりお勧めはしません。


そして何よりも長期投資は長く続けること・途中で止めない事が大切です。

また、注意して欲しいのはコロナショックの下落は最速ではありましたが、最大ではありません。

よりひどい株価の下落や長期的な停滞が過去の米国株式市場にはありました。

ですので、ある程度の余裕をもって資産配分を決めることが大切だと思います。


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