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「インデックスファンドを持っていたから、俺は最先端を走っていると思っていた」

最も賢い億万長者――数学者シモンズはいかにしてマーケットを解読したか より引用

そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。

ジムシモンズとルネッサンスは定量的投資の有効性や市場が非効率であり、それを使って儲けることが可能だと証明しました。

そして、他にも長期的に市場に勝ち続けている投資家を何人かは知っています。

私はソープが大好きですし、

クオンツ系の数学的なアプローチに昔からとても興味を引かれています。

実際に今年の夏から秋にかけて、数学、確率、統計に関わる本を数冊読みました。

そして、今思うのです。

やっぱり、私にはインデックス投資だなと。




従来の投資法が通用しない時代。

2007年のサブプライムローンを予測した、

ジョン・ポールソン氏も2019年までに損失を被り、大量の顧客を失いました。

参考①史上最大のボロ儲け ジョン・ポールソンはいかにしてウォール街を出し抜いたか

からの、数年後、15億ドル(約1470億円)金相場で損失を被ったことが、英フィナンシャルタイムズで報道されました。

参考②連戦連勝とは限らない

ピーク時には380億ドルに達した運用総資産も、

その後は投資の失敗などもあり90億ドルまで減少しました。

多くの投資家が去り、残ったのはポールソン自身の自己資産です。

同じく、リーマンブラザーズの破綻を予測し、

「キング・デビッド」ともてはやされたデビッド・アインホーン氏も、バリュー株の不調に伴って、2015年以降苦戦が続いています。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-11-18/QK0F3YT0AFB901




あなたとあなたのヒーローはいつまでヒーローでいられるか

残念ながらね。ヒーローは期間限定で、大人になると名乗るのが難しくなるんだ。

……そんなこと、もっと早くに気づけば良かった。

IBMによると、世界中のデータの90%がこの2年間で生み出されています。

2020年には2005年の300倍に相当する44ゼタバイト(44兆ギガバイト)のデータが生成されると推計しています。

今日では、あらゆるデータがデジタル化され、投資家は考えられる限り、ありとあらゆる情報を集めています。

ビックデータや機械学習、アルゴリズム投資の進化により、

今後更に投資家のレベルは向上し、市場参加者の実力は高いレベルで均衡し、競争も激化すると思われます。

その結果、市場の隙を突いたり、S&P500指数に勝つ事は増々難しくなると思われます。



英雄たちがS&P500を勧める時代


かつて、ラスベガスのカジノとウォール街を出し抜いた天才数学者。

挑戦者であり実践者、クオンツ系の始祖とも言える、

みんなのヒーロー、エド・ソープが、

個人投資家にS&P500インデックスファンドを勧める時代です。


私のヒーロー、集中投資で名を馳せたウォーレン・バフェットも

S&P500インデックスファンドを勧める時代になりました。


もちろん、国際分散を勧める著名な投資家もいますが、

いずれにせよ、パッシブ運用を勧める声は年々増えているように思います。


もはや「インデックスファンドを持っているからといって最先端」という時代ではありませんが、

最先端でなくなったからといって、その利点や魅力が廃れる事はありません。

市場に勝つことが難しくなった近年、そして将来、相対的にさらにインデックス投資の魅力と価値は更に高まる可能性はあると個人的には思います。


最先端のものではなく、

インデックス投資が普通になりつつあることを少しうれしく思いつつ、

「戦わずして勝つ」ではありませんが、

私は今後も市場と戦わないことで資産を形成していきたいと思います。


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本文より(1990年代前半)

「インデックスファンドを持っていたから、俺は最先端を走っていると思っていた」(1990年代前半)

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