11月18日米国株式市場
ダウ -1.16%
S&P500 -1.16%
Nasdaq -0.82%
セクター毎にみると、一般消費財・サービスセクター、通信セクターを除く全てのセクターが下げました。
下落の大きかったセクターは以下の通りです。

まあ、この程度の下げはよくあることなので、特に気にする必要はありません。
S&P500は未だ過去最高値付近にあります。
ファイザーのワクチンの続報
18日、製薬大手ファイザーは、バイオンテックと共同開発する新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で95%の予防効果が確認され、重篤な副作用も見られなかったとする最終結果を発表しました。
数日以内に米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請し、FDAの諮問委員会が12月中にも治験データを検討する見込みとなっています。
現時点で、FDAはコメントを出していません。
バイオンテックのウグル・サヒン氏(CEO)は米国「全てがうまく行けば、12月後半には承認が得られ、クリスマス前の配布開始が可能になる」とコメントしています。
参照 ロイター通信
これを受けファイザーの株価は一時3%上昇しました。最終的には+0.78%高
バイオンテックも一時+6.4%上昇しましたが、終値は+4.04%高となっています。
ユナイテッド航空 +1.11%(一時3.4%上昇)
アメリカン航空 +0.04%(一時2.5%上昇)
ただ、司法省による捜査は続いており、FAA(連邦航空局)からも制裁金が課せられる可能性は残っています。
NY市の公立学校閉鎖
現在、最も重要なのはやはりパンデミックで、感染者数の急速な拡大に伴い米国や欧州各国はビジネスに対する様々な制限を復活させています。
コロナウイルスの数や入院患者数は全国の州で増加しており、医療専門家は厳しい冬になる可能性を警告しています。
製薬会社がワクチンについて心強い数字を出していても、
ワクチンが承認されるかどうか、あるいはワクチンが広く普及するまでにどれくらいの時間がかかるかはまだ保証されていません。
市場には常に多くのリスクが存在します。
FRBのパウエル議長は、パンデミックによる今後数ヶ月の間の潜在的な経済的もダメージを警告しています。
これらは、クリスマス商戦や年末年始のイベントなどに大きな影響を及ぼします。
また、パウエル議長らは「議会からの大きな財政支援プログラムが経済を乗り切るのを助ける」としていますが、
一部の政治家達は、期限切れとなっている解雇された労働者への追加失業給付金、およびその他の景気刺激策の実施を妨げています。
JPモルガンのダイモンCEOは、米議会が財政支出について妥協できないことを、国に対する裏切りと表現し、
「実にふざけている。大人げない行動だ」と非難しています。
まとめ・感想
ワクチンの良いニュースと感染の拡大との間で投資家もせめぎ合っているように思います。
どうなるかわかりませんが、大人げない行動をとらないように注意しましょう。
ただ、個人的には、
世界規模でパンデミックを引き起こす未知の新型ウイルスに対して、
ウイルスの特定・解析から、ワクチンの開発と大規模な治験までをたった1年でやり遂げた人類の進歩と技術は凄まじいと思います。
投資が人類の未来への賭けだとするのであれば、
これほど人類の未来は明るい、心強いと感じる1年間はそうありません。
人類は愚かさを残しつつも、前へ前へと成長してきました。
株式市場も、時に下落し、困難に見舞われつつも、何だかんだで前へ前へと歩き続けてくれるだろうと私は思っています。
いつも本当にありがとうございます。
ダウ -1.16%
S&P500 -1.16%
Nasdaq -0.82%
セクター毎にみると、一般消費財・サービスセクター、通信セクターを除く全てのセクターが下げました。
下落の大きかったセクターは以下の通りです。
エネルギー -1.42%
ヘルスケア -1.48%
公共事業 -1.19%
生活必需品 -0.96%
テクノロジー -0.82%
公共事業 -1.19%
生活必需品 -0.96%
テクノロジー -0.82%

まあ、この程度の下げはよくあることなので、特に気にする必要はありません。
S&P500は未だ過去最高値付近にあります。
ファイザーのワクチンの続報
18日、製薬大手ファイザーは、バイオンテックと共同開発する新型コロナウイルスワクチンの臨床試験で95%の予防効果が確認され、重篤な副作用も見られなかったとする最終結果を発表しました。
数日以内に米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請し、FDAの諮問委員会が12月中にも治験データを検討する見込みとなっています。
現時点で、FDAはコメントを出していません。
バイオンテックのウグル・サヒン氏(CEO)は米国「全てがうまく行けば、12月後半には承認が得られ、クリスマス前の配布開始が可能になる」とコメントしています。
参照 ロイター通信
これを受けファイザーの株価は一時3%上昇しました。最終的には+0.78%高
バイオンテックも一時+6.4%上昇しましたが、終値は+4.04%高となっています。
個別銘柄について
コロナウイルスワクチンへの期待感から、
一部の投資家は現在のパンデミックの悪化を過去のものと見なしています。
コロナウイルスワクチンへの期待感から、
一部の投資家は現在のパンデミックの悪化を過去のものと見なしています。
ユナイテッド航空 +1.11%(一時3.4%上昇)
アメリカン航空 +0.04%(一時2.5%上昇)
市場全体としては下げましたが、航空会社などパンデミックの影響で下火になっていた一部の銘柄は上昇しました。
航空関連の話題といえば、
墜落事故の後、1年8ヵ月間運航が停止されていた、ボーイング737MAXの運航再開が承認されました。
航空関連の話題といえば、
墜落事故の後、1年8ヵ月間運航が停止されていた、ボーイング737MAXの運航再開が承認されました。
ただ、司法省による捜査は続いており、FAA(連邦航空局)からも制裁金が課せられる可能性は残っています。
NY市の公立学校閉鎖
午前中は好調だった米国株式市場ですが、午後は低迷しました。
ニューヨーク市が公立学校を閉鎖すると発表した後、株価の下降は加速しました。
ニューヨーク市が公立学校を閉鎖すると発表した後、株価の下降は加速しました。
現在、最も重要なのはやはりパンデミックで、感染者数の急速な拡大に伴い米国や欧州各国はビジネスに対する様々な制限を復活させています。
コロナウイルスの数や入院患者数は全国の州で増加しており、医療専門家は厳しい冬になる可能性を警告しています。
製薬会社がワクチンについて心強い数字を出していても、
ワクチンが承認されるかどうか、あるいはワクチンが広く普及するまでにどれくらいの時間がかかるかはまだ保証されていません。
市場には常に多くのリスクが存在します。
FRBのパウエル議長は、パンデミックによる今後数ヶ月の間の潜在的な経済的もダメージを警告しています。
「追加の封鎖命令は、顧客を企業から遠ざけることになるだろう。
しかし、最も厳しい自宅待機命令がない場合でも、ウイルスへの恐怖だけで消費者は自宅にこもったままになるかもしれない。」
これらは、クリスマス商戦や年末年始のイベントなどに大きな影響を及ぼします。
また、パウエル議長らは「議会からの大きな財政支援プログラムが経済を乗り切るのを助ける」としていますが、
一部の政治家達は、期限切れとなっている解雇された労働者への追加失業給付金、およびその他の景気刺激策の実施を妨げています。
JPモルガンのダイモンCEOは、米議会が財政支出について妥協できないことを、国に対する裏切りと表現し、
「実にふざけている。大人げない行動だ」と非難しています。
まとめ・感想
どうなるかわかりませんが、大人げない行動をとらないように注意しましょう。
ただ、個人的には、
世界規模でパンデミックを引き起こす未知の新型ウイルスに対して、
ウイルスの特定・解析から、ワクチンの開発と大規模な治験までをたった1年でやり遂げた人類の進歩と技術は凄まじいと思います。
投資が人類の未来への賭けだとするのであれば、
これほど人類の未来は明るい、心強いと感じる1年間はそうありません。
人類は愚かさを残しつつも、前へ前へと成長してきました。
株式市場も、時に下落し、困難に見舞われつつも、何だかんだで前へ前へと歩き続けてくれるだろうと私は思っています。
いつも本当にありがとうございます。
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