新興国の現状

現在新興国は、

世界の国土面積の約75%、

人口の約85%。

世界のGDPの約4割を占めています。


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画像はJPモルガンアセットのHP参照



世界の時価総額に占める割合はまだ低い

全世界株式に投資することが出来るETF(VT)の中で、

新興国が占める割合は約12%ほどにすぎません。

全体的にPERの低い国も多く、相対的に割安になっているようにも感じます。


新興国には以下のような強みがあります。

増加する人口と豊富な若年層

新興国には、将来の生産・消費の担い手である若年層の数が、先進国に比べ圧倒的に多く存在しています。

所得水準も向上しているため、消費、生産などの面において、将来の潜在的な成長力は十分に有していると思います。

インフラへの投資の拡大

新興国の電力などのインフラ整備は先進国に比べ遅れています。

経済成長や社会基盤の整備が必要不可欠で、ロシア、中国、メキシコ、インドなどでは何十兆円単位でのインフラ投資が実施・計画されています。

資源

新興国には、豊かな資源が多く存在します。

近年、世界人口の増加とともに各資源の需要が高まる中、

様々な鉱物資源やレアメタルなどを輸出することで恩恵を受けています。




新興国の産業構造の変化

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https://www.gam.com/en/our-thinking/investment-opinions/em-equities-why-now-it-is-darkest-before-the-dawn

   リーマンショック前
グレー コロナウィルス前

MSCI新興国株式インデックスのセクター構成の変化をみてみると、

ここ10年で、新興国の産業は、エネルギーや素材から、テクノロジーや一般消費財といった産業にシフトしていたことがわかります。

これに伴い、企業の利益率なども向上しつつあります。

ちなみに、金融セクターの比率はずっと高めです。

「新興国の健全化」
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バンガードレポートより引用

『1990年代と比較して、

新興国のファンダメンタルズがかなり改善しているのがわかります。

各国政府のバランスシートもより健全化しているため、

90年代型の新興国危機が直近で発生する確率は低いと私は考えます』


と去年か一昨年くらいに私自身が書いたのですが(笑)

今回のコロナショックにて、

メキシコ、南アフリカ、トルコ、インドネシア、チリなどの国々は、債券等を購入し、市場の安定性や流動性を確保することを目的とした、金融政策を発表、実施しています。

(少し前、ブログにアニータの画像を張ってた頃はチリについて調べてました笑)

20年前はもちろん、リーマンショックの時ですら、こうした新興国の動きは見られませんでした。


もちろん、地政学上のリスク、格差の拡大・貿易摩擦の影響・資源問題など、財政面以外のリスクもたくさんあります。

ただ、現在の新興市場の金融システムは、

20年前とは、大きく異なるということだけでも知ってもらえたら幸いです。


新興国は多種多様

一言で新興国といっても、

実に様々で、低所得の国、高所得の国。

資源がある国、資源がない国

成長が落ち着いた国、高成長を続けている国など様々あります。

また、インフレや通貨のリスク、

消費者物価指数、経常収支、外貨準備、対外債務はGDPの何%かなども国によって違い、

詳細に一カ国ずつ分析し・比較するのも、

どこか一部の国が伸びると予想して賭けるのもすごく難しいと思います。


個人的にはVWOのようなETFや、

新興国全体に低コストで投資が出来るようなインデックスファンド、

もしくはVTのように、全世界株式という形での新興国への投資もいいと思います。

まあ、各々のリスク許容度や戦略に合わせて自由に投資をして頂ければと思います。


私はよくわからないので、

VOOを中心に投資を続けていきたいと思います。


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