株式ファクターと景気サイクル
00ファクター分析で株式ポートフォリオを健全に」より引用。

株式ファクターには、それぞれ得意な環境、苦手な景気サイクルがあります。


ファクター戦略の有効性

世の中には様々なファクターがありますが、

バリューや小型株、モメンタムなど、

現在有効とされている、

主要なファクターは過去市場平均を上回るリターンを残してきました。

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ファクター投資入門より引用




ファクター戦略の難しさ。


ただ、実際には、以前紹介したように、

景気サイクル以外にも、金利など様々な要因によって左右されるため、

「今後どのファクターが最も有効となるか」

「反転するタイミングはいつか」などを予測はとても困難です。

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データはバンガードのレポート参照

ここ数年のバリュー戦略の結果がイマイチだったように、

いずれの主要ファクターも、

60か月(5年)以上、

市場平均を大きく(最大約-20%~-100%ほど)下回る時期を経験しています。

意図している、していないに関わらず、

特定のファクターに加重する戦略を取っている方は、

長期的に市場平均を下回る覚悟も必要になります。


その時、

「それ」を売って「流用しているファクター」に乗り換えると

典型的な安値売りの高値買いが成立することになりかねませんし、コストもかさみます。

長期的に投資をした場合、

市場平均を上回ることができたファクターから利益を得たいのなら

長期的にその戦略を実践し続けることが必要になります。



QQQやVONGもいつかは・・・
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例えば、現在人気のQQQなどのグロースETFは、

だいたい「モメンタム」と「クオリティー」

ファクターに加重しているのですが、

これらのファクターも市場平均を大きく下回る時期を経験しています。


誤解しないでほしいのは、

決してそれらの戦略やETFを否定する意図はありません。

リスク許容度の範囲内で、

正しい認識かつリスクを引き受ける覚悟の元、投資するのであれば全然良いと思います。

私も「①クオリティー+②バリュー」ファクターが好きです。


ただ、「絶対に儲かる」「ここ数年のリターンが良かった」と過信したり、

リスクを意図しないで、

良い所だけ見て投資するのは危ないという話です。

ファクターに限らず、セクターやスタイル戦略も同様だと思います。

自分が何に賭けているか、

どんなリスクを背負っているかを良く考える事が大切だと思います。

(とても難しい、深いテーマだと思います。)


少し説教臭くなってしまいましたが、

景気サイクルとファクターの関連について、

参考とする方は参考にしてもらえたら幸いです。

私はVOOに投資をします。


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