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ウェルズ・ファーゴ


ウェルズ・ファーゴは、

コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた米企業向けの救済基金から、

資金を不正取得しようとしていたとして、行員100人余りを解雇しました。

ウェルズ・ファーゴが100人超解雇、コロナ救済金不正取得で


ウォーレン・バフェット氏が永久保有銘柄と述べたことでも知られている、

ウェルズ・ファーゴですが、

2016年に顧客に無断で口座開設するなどの不正営業が発覚して以降、

決算の内容も株価もパッとしない状況が続いています。


WFCの株価チャート

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ウェルズ・ファーゴは、顧客への不正営業の後始末に加えて、

新型コロナウイルスの感染拡大の影響などへの対応に苦慮しており、

株価は年初来50%以上の下落しています。



バフェット氏とウェルズ・ファーゴ

世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏は、

1990年10月、平均購入価格57.88ドル。

総額2億8900万ドルで、ウェールズ・ファーゴへ投資をしました。

これにより、ウェルズ・ファーゴの株式の10%持つ最大株主になりました。


リーマンショック直後にも大量に購入し、

2012年~2017年はバークシャーのポートフォリオにおいて、保有比率トップとなっていました。

(現在はアップルですね)

当時、ウェルズファーゴは永久保有銘柄として、

コカ・コーラやアメリカンエクスプレス等と並んでバフェット銘柄の代表格でした。


1991年にバフェット氏は、

「銀行業がいつも悪いビジネスというわけではないが、悪い状況になる事はよくある。銀行員は愚かな事をする必要はないのによくやってしまう」

と(ウェルズ・ファーゴはそうではないという意図で)述べていました。

その言葉は、

ブーメランのように15年後の2016年に、ウェルズ・ファーゴにも突き刺さったわけです。

今年、バフェット氏は一時筆頭株主だったウェルズ・ファーゴの普通株を40%以上(1億株以上)売却しました。


バフェット氏は大好きです。

私はバフェットが大好きですし、

バフェット氏も一般投資家に対して割と誠実だと思います。

少なくとも、悪意を持って騙しに来たり、アフリエイトに誘導したり、初心者ではないので、

そういう悪意のある方々や、

経験のない初心者・素人の意見を聞くよりは全然に参考になると思います。


ただ一方で、(別に当たり前の事なんですけど)

大事な(公表する必要がない)ことを秘匿したり、

例え「長期保有」「永久保有銘柄」発言した銘柄でもバッサリ切る合理主義な側面もあります。

やみくもにバフェットを信仰するのではなく、

いい距離感で観察・参考にするのが良いと個人的には思います。



この話からは私達が学ぶ教訓は、

〇優良企業でも、永遠に優良企業のままとは限らない事。

〇米国企業の不正、不祥事、不正会計などは、ニュースが出た「後」でないと、一般投資家は知る事が難しいということ。

〇バフェットの発言を鵜呑みにしたり、何も考えずに追っかけたり、マネするのは危ない。


この話は、

ウェルズファーゴや銀行株、特有の問題ではなく、

堀のある企業や他の優良企業にも当てはまる問題だと思います。

個人的には、良い企業が、永遠に良い企業であり続ける事は思っている以上に難しい事だと思います。


少なくとも個別企業を長期保有するのは私にとって難しすぎるので、

私はバンガードS&P500ETF(VOO)を中心に投資を続けていきたいと思います。


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