「米国の長所と短所を知ろう」

今回から夜のブログは、

「米国の長所と短所を知ろう」と題し、

米国株投資初心者の方向けに、

米国の長所と短所を、何回かに分けて紹介していきたいと思います。


構成としては、米国の強みや長所を先に一通り紹介した後、

短所や課題、問題点などを紹介したいと思います。


今回のテーマは「地理」

第一回のテーマは「地理」

米国は豊かな経済力や巨大な軍事力などを有しているだけでなく、

その地理にも大きな強みがあります。

今回は簡単に米国について復習した後、

米国の『土壌』と『水路』について紹介したいと思います。



米国の長所 『面積』と『気候』

まずは、簡単に復習しましょう。

米国の面積は約930 - 960万km2とされ、日本(37.8万km2)の約25倍の大きさです。

数値に揺らぎがあるのは、五大湖の処理の仕方によるものです。

ロシア、カナダに次ぐ面積であり、世界で第3位の面積を有しています。

そして、その広大な面積だけが長所ではありません。

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外務省のHPより引用

ロシア・カナダは、面積こそ大きい物の、

北極圏に面しており、その気候から農業や経済活動に適さない土地も多く保有しています。

米国も国土が広いため、地域によって差がありますが、大まかに分ければ冷帯~温帯に属しています。


米国は、熱帯や寒帯、乾燥気候の地域に比べ、

経済活動や農業生産性、公衆衛生等の観点から有利な気候にあるといえます。

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日本気象協会のHPより引用


米国の長所『肥沃な土壌』

米国は食料輸出国として知られています。

世界最大かつ最も生産性が高い、米国の農業地帯がそれを支えています。

あまり知られていませんが、米国は農業に適した広大かつ肥沃な土壌も有してます。


氷河期に高緯度にあった氷河が地表を移動した際、

岩を削って新鮮な土壌を生み出したり、地表に露出させたりしました。

これは、北米だけでなく、ユーラシア北部など他の大陸でも起き、氷河は数十回に渡って南進し広がりました。

この時、北米大陸はその逆三角形の形ゆへ、

高緯度で広く大量に形成された氷河が、細くなっていく南部(低緯度)に重さを増しつつ流れ込み、グレート・プレーンズのような肥沃な土壌を作り出しました。

北米大陸(米国)は氷河作用の効果が世界の他の大陸よりも大かったわけです。

「逆三角形の形」と「氷河作用」そして「適量の雨」という三つの幸運が揃った結果、

世界最大にして、最も生産性の高い米国の農業地帯が生まれました。



米国の長所『水路』

米国の大きな地理的優位性として、

沿岸部と内陸部両方に水路がある事があげられます。

海運は、輸送に時間がかかるものの、大量の貨物を輸送できるため

道路や鉄道などの陸上輸送よりも10~30倍ほどコストが低いという特徴があります。

※世界の貿易の97%(容量ベース)は海運が担っています

経済の土台となる物流においても、米国は非常に大きな優位性を保有しています。

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これは海ではなく、ミシシッピ川です。

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画像は上下とも 危機と人類 より引用 米国の地図


ミシシッピ川は現在でもアメリカ内陸部の基幹輸送ルートです。

ミシシッピ本流はミネアポリスまで大型船が遡行でき、支流のミズーリ川、オハイオ川、テネシー川、アーカンザス川、カンバーランド川などもひろく船舶が遡行可能となっています。

また、イリノイ川からイリノイ水路を通じてシカゴへと水路がつながっており、

五大湖水路との連絡もあります。

この画像と水路を比較すると、米国の水路・水運の力がわかると思います。

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米国の内陸水路は、内陸水路としては世界最大です。

米国の航行可能な内陸水路は、世界中の内陸水路の合計を上回ります。

内陸水運は、侵略者に対する防衛上、とても大きな優位性をもたらしますが、

まあ、そこは説明を省略して大丈夫でしょう。


もちろん、水路は内陸部だけではありません。

米国は大西洋と太平洋、両方に面した珍しい大国です。

南部もメキシコ湾に面しており、東西、南に大水深の良港をいくつも保有しています。

また沿岸部は多数の防波島に守られています。

米国は自然港にも恵まれており、その数は東海岸だけで、メキシコ以南にある北米大陸の自然港の総計を上回ります。


「参考」


〇アフリカには海まで航行できる大河はナイル川一つです。

〇お隣のメキシコには航行可能な大河はありません。

〇中国は海岸線は東方のみで、米国と比較すると海岸線が短く、

良港の数、航行可能な河川によってアクセスできる領域、五大湖のような湖水系を持たないこと等で差があります。

〇南米、アフリカ、オーストラリア大陸は先端が細いなどの理由から、北上する氷河効果をあまり得られませんでした。


まとめ

米国の長所はたくさんあります。

今回は『土壌』と『水路』にポイントを絞って話しましたが、

地理的要因だけでもたくさんの優位性があります。

なんて幸運かつ強い国なんだ。

最近は米国を懸念する記事が多かったので、

しばらくの間は、夜のブログで米国の良い所をいっぱい紹介し、褒めたたえようと思います。

なお・・・・

とはいえ、私はVOOを中心に投資を続けていきたいと思います。


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