1927年以降の一年毎のS&P500指数の推移。
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https://www.macrotrends.net/2526/sp-500-historical-annual-returnsより引用。


S&P500の過去195年のリターンの分布
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https://advisor.visualcapitalist.com/historical-stock-market-returns/より引用

1926年から1956年までのリターンはS&P500の前身であるS&P90のもの。

それ以前の数字はイェール大学とペンシルバニア州立大学の研究に基づくものです。

S&P500指数の一年毎の上下を見てみると、

過去、約7割の年で上昇していることがわかります。(57/195)

逆に言えば、約3割の年は下がります。



ドルコスト平均法と米国株式市場

1970年から2013年までの43年間を見ると、

33年間はS&P500は上昇しました。

全期間の約77%です。


ドルコスト平均法は、意地悪な言い方をすれば、

市場が下落した時に痛みを軽減してくれることに賭ける手法です。

市場が上昇した場合、一括投資に比べて得られる利益が減少します。


実はちょっと難しいドルコスト平均法

手元に十分な資金があるのに、

長期間ドルコスト平均法を行う事は機会損失につながります。

一方、短すぎてはあまり意味がありません。


そして、最終的にドルコスト平均法の設定期間が終了したり、

予定していた資金をすべて投じ切ってしまうと、

結局、その翌日から、一括投資と同じように市場が下落するリスクを背負う事になります。


個人的に一番問題だと思うのは、

ドルコスト平均法を行う事で、目標とする資産配分が乱れてしまう事です。

例えば、

Aさんの投資目標やリスク許容度にあった資産配分は株式80:現金20だったとします。

リターンもリスクも資産配分はこれがベストだと考えています。

今、手元に1000万円あります。

ここから毎月5万円なり10万円なり、ドルコスト平均法で株式を購入していくとします。

1年目 株式  60万 現金 940万
2年目 株式   120万 現金 880万
3年目 株式   180万 現金 820万

・・・・・

と言った感じになります。

積み上げていく過程では、リターンもリスクも、

自分の目標とするリターンや許容できるリスクよりかなり低い状態が、何年も続くことになります。


これでは、

目標(理想)の資産配分を整え、

市場に十分な資金をエクスポージャーできるのが遅くなります。

基本的にS&P500などに投資をする場合は、

とれるリスクの範囲内で資金を市場に晒し、長く市場に居続けた方が有利です。


無理のなく『良く考えた』投資計画を

個人的には『一括投資で資産配分を完成→維持』が合理的だと思います。

逆に、リスク許容度や年齢、投資可能期間が短くなるので、

時間と共に株式等リスク資産を減らしていこうと思っています。


ただ、これはあくまでも理論と私自身の考えに基づくものです。

無理に一括同士をして、市場の上下が怖くなり、

途中で投資を辞めてしまっては元も子もありません。

先程も言った通り、S&P500などへの投資は長く続けてこそ効果を発揮するものです。

自分に合う無理のない投資をすることが大切だと思います。


ただし『ドルコスト平均法』といえど、万能の戦略・手法ではありません。

採用する時は何となく始めるのではなく、

メリットとデメリットをよく考えてから投資判断をすることが大切だと思います。


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