QQQとS&P500(SPY)の120日相関

QQQとS&P500(SPY)の、

2000年年初~2020年10月1日までの120日相関です。

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2つのETFを組み合わせる場合、

相関が低いほど分散効果が大きくなります。

1が完全相関、-1が逆相関。数字が低い方が分散効果が期待できます。

ただし、相関関係は静的ではありません。


この期間内のQQQとS&P500の相関は、

最大+0.99 最小 +0.70 

現在は0.87となっています。

設定以降(1999/3/10)では、

QQQは米国株式市場と0.86の相関となり、

設定直後のITバブルの影響を強く受けた期間を除くと、だいたい0.90前後となります。


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 QQQ 赤 バンガードS&P500インデックスファンド

ドルベース・インフレ調整前・配当込のトータルリターンのチャート。

よく見ると、ITバブルと、ここ数年以外は、

だいたい似たような動きをしていることがわかります。


「参考①」 QQQとBNDの相関
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米国債券市場とQQQの相関です。

一時的に相関が高まるときもありますが、

基本的に0~マイナスの相関関係にあることがわかります。

BND(米トータル債券市場ETF)の設定日の都合により、2007年9月21日以降のデータとなります。


「参考②」代表的な資産クラスとの相関関係 
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ニッセイ基礎研究所より引用

対象期間は2004年3月~2019年3月末となります。

以前は外国株と0.5くらいの相関関係だった日本株でしたが、

近年では0.7くらいとなっています。

この調査期間では0.81となっています。


S&P500とQQQ

もちろん、相関は動的なものなので、今後の関係性はわかりませんが、

おそらく両方とも期待リターンはプラスであり、

完全相関「1」ではないので分散効果は「ある程度」期待できると思います。


ただ、過去のデータ全体を見る限りでは、

米国株式市場とQQQの相関関係は高く、

「QQQ(Nasdaq)」を一つの独立した市場、資産クラスと考えるのは、

個人的には、まだ時期尚早かなとも思います。

(もちろん、この点は個人の感想です。今後はわかりません)


S&P500とQQQの分散について

もちろん、リスクを許容できる方が、

リスクを取ってリターンを高めるというのであれば、QQQへの投資はよくわかります。

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ただ、感情やイメージの『分散』ではなく、

理論・数字上の『分散効果』を期待して、

QQQとS&P500に投資をするということであれば、その効果はあまり高くないように私は思います。


この記事が、もしかしたら、

「思っているより『分散効果』は小さいのでは?」

「QQQとVOOに分散しておけば本当に大丈夫なのかな?」

などと、疑問に思ったり、考える一つのきっかけにでもして頂ければ幸いです。

また、QQQもVOOも、たくさんある投資対象の一つにすぎないということもお忘れてはいけません。

まとめ

これは「QQQ+VOOが悪い」ということではありません。

投資目的やリスク許容度に合った戦略やPF構築が大切だというお話です。

そして、

漠然としたイメージや

周りがやっているからという理由で、その戦略を採用するのではなく、

なぜそれが必要なのかを自分で調べ、判断し、意思決定することが大切だと思います。


一般的には、リターンが高く、リスクの低い投資対象を

低コストで運用することが基本です。

そして、ポートフォリオを組んで分散効果を得ることで、

一定のリターンを期待しながらリスクを下げることもできます。


「QQQ」と「VOO」「QQQ+VOO」

結果的にどれが最も良いリターン(やリスク調整後リターン)をもたらすかはわかりません。


ただ、私は後悔のないよう、

周りの考えや直近のリターンに惑わされることなく、

自分自身の運用を続けていきたいと思います(^_^)voo。


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