日本の公募投信

日本の公募投信は現在約6000本あります。

そのうち5000本がアクティブ投信となります。

「参考」 投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数

https://www.toushin.or.jp/tws/toukei_dw/I011BG.xls


積立NISAとアクティブ投信
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参考 金融庁のHPより


9月15日時点で、金融庁の認めた、

つみたてNISAの対象となる投資信託をみてみると、

公募投信176本中アクティブ投信は18本しかありません。

ひふみ投信、結い 2101、セゾンバンガードグローバルバランスファンドなどが有名です。


一覧はこちら

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/26.pdf


ちなみに、某運用会社は100本以上のアクティブ投信を運用していますが、

つみたてNISA対象商品として認められているのは、うち0本だったりもします。



つみたてNISAの厳しい条件

なぜ、つみたてNISA適格のアクティブ投信が少ないのか

それは、金融庁が求める条件の厳しさに一因があります。

一例ですが、

〇純資産額が50億円以上。

〇信託設定以降、5年以上経過。

〇信託の計算期間のうち、資金流入超の回数が2/3以上であること。

〇販売手数料ノーロード

〇主な投資対象に株式を含むこと。

他には、金融庁に届け出されていること。

信託報酬などが受益者に通知されていることなどがあります。


個人的には、資金流入期間の項目が最も厳しい条件だと思います。

ただ、ある意味では、

長期投資の対象となる商品を選ぶ際において、全て当たり前の項目だと思います。


つみたてNISA以外でも、(特に初心者方は)

長期投資をするための投資信託を選ぶ時には、

「つみたてNISAの対象となるために金融庁が定めた条件を満たしているのか」を参考にしてみるといいかと思います。


日本の公募株式投資信託の純資産の分布
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セゾン投信より引用(平成29年7月時点)

また日本の投資信託の多くが、そもそもの資産が少ないという問題もあります。

日本の公募株式投信の純資産の分布を見ると、

10億円未満の投信が2000本以上。

30億円以下の投信が3000本(5406本中)以上あります。

これらは償還される可能性が高く、「死にファンド」と呼ばれるものも多くあります。

※30億円以下の投信は5年以内に償還される可能性が高いという調査結果もあります。


いくら、一時話題や、人気になっても、

その後ブームが去り、数年で償還されては長期投資はできません。



初心者方は意外とこの償還リスクを軽視(考えない)方もいるのですが、

長期投資のつもりで買っていた投信が、

ある日突然なくなってしまって、現金で返ってくるというのはめちゃくちゃ怖いリスクです。


極端な例ですが、

株価が暴落した際、

長期投資&ファンドが残っているなら再び回復するまで待つことができますが、

ファンドが償還されてしまうと、

それ以上投資を続けることができなくなってしまいますので、

投資家は資産を失うことが、自分の意志や市場の状態に関わらず、強制的に確定することになってしまうからです。

金融庁はつみたてNISAに50億以上という条件をつけていますが、

個人的には50億でも怖いと思っています。


まとめ

長期投資をするための投資信託や投資対象を探している時は、

まず、そもそもその対象が、長期投資に向いているのか。

10年後、20年後も変わらず投資を続けることができるのか。

など、金融庁がつみたてNISAの対象投信に求めているような基本的な条件をクリアしているかを確認することがとても大切だと思います。

ベテランの方は当たり前に感じるかもしれませんが、

ここを軽視する初心者方は意外と多いように思います。


話題や流行の商品や、素敵なアイディアやストーリー、

魅力的なブラフのようなグラフが載った広告をみて、

投資したくなる気持ちもわかります。

でも、投資を決断する前に、

一旦そもそも基本的な部分が長期投資に適しているのか

一旦落ち着いて考える事が大切だと思います。


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