「バリュー」&「クオリティ」ファクター

昨晩、米国のファクター投資について書いた記事に、

とある方からコメントを頂きました。

昨日の記事「http://etfsp500.com/archives/24290860.html

「コメント」
今とっても知りたい事が書いてあるはずなんだが、初心者なので分からん。

バリューとクオリティーの具体的ETE名がバンガードだけどもいいから知りたい。
ということで書いていきたいと思います。


※注意と経緯

これから紹介するETFへの投資を個人的に推奨しているわけでもありません。

アクティブな戦略は、市場を上回る時もあれば下回る時もあります。

昨日の記事で紹介した本や過去記事などをよく読み、ファクター戦略やリスクをよく理解したうえで判断することが大切だと思います。


余談ですが・・・

私は昔から「ROICが高い」かつ「割安」な企業が好きでした。

そんなこともあり、ファクター戦略で言えば、

「クオリティ」と「バリュー」の合わせ技が好きというわけです。



バンガードのETF

今回は初心者の方に向けての記事ですので、

日本の証券会社で普通に購入できる。

日本国内で登録または届出済みのバンガードのファンド/ETFを対象にして書いていきたいと思います。

米国バリューETF


まず、バリューETFから話していきます。

バンガード・ジャパンには米国バリュー株に投資をするETFがいくつかあります。

投資対象とするインデックスやスクリーニングの仕方などそれぞれ違いはありますが、

その中で、私が一つ選ぶとしたらVTVです。


VTVの上位構成銘柄

VTVの構成銘柄はこんな感じです。良い企業がいっぱいです。
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(バンガードのHPより引用)

なお、各ETFのスクリーニングの仕方の違いなどに興味がある方は、

こちらの過去記事を参考にしてみて下さい。

http://etfsp500.com/archives/17648898.html

CRSP USラージキャップ・バリュー・インデックスに連動しています。


理由①経費率が低い

〇バンガード・米国バリューETF VTV(0.04%)

〇バンガード・S&P500バリューETF  VOOV(0.1%)

〇バンガード・米国メガキャップ・バリューETF MGV(0.07%)

〇バンガード・ラッセル1000 ETF VONV(0.08 %)


元々コストの低いバンガードのバリューETFの中でも、

最も経費率が低いのがVTVです。


②ファクターについて
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今回はファクター戦略の話をしていたので、

VTVの各ファクターへのエクスポージャーを見てみましょう。

一番上のバリューファクターは、当然プラスとなっています。

また、配当へのエクスポージャーも高めとなっています。

ちなみに、VTVの現在の分配金利回りは約2.9%です。


一方で、バリュー型ファンドやETFは、

相対的に「クオリティー」が低くなる傾向があり、マイナスとなっていることもよくあります。

「参考」 SPYD
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VTVは、バリューETFでありながら、クオリティーを犠牲にすることなく、市場平均並みの水準に抑えている点が、個人的には好みです。


➂「参考」過去のリターン
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ETF replay.com参照

先程の4つのバンガードのバリューETFの配当込のトータルリターン(ドルベース)の比較は、このようになります。

ほとんど変わらないのでコストが低いのを選んでいいレベルだと思います。

MGVの方がリターンが高くなっているのを気にする方もいるかもしれませんが、2008年からの比較だとVTVの方がリターンが高くなります。

切り取る期間の影響によるものなので気にしなくていい差だと思います。



④参考 広瀬 隆雄氏も初心者の方に勧めていました。
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https://www.youtube.com/watch?v=hUS4K9SXFL8

2019年に楽天証券にて行われたセミナーにて、

「【米国株式】人生100年時代を見据えた後悔しない資産形成」にて、

初心者の方向けに、VTI、VTを紹介した後、

投資童貞を卒業して、物足りないという方に対し、

「最も手堅いロジカルなネクストステップ」は、

「例えば、これじゃないかな」というニュアンスで、VTVを勧めていました。


⑤QQQ・ハイテク株へのヘッジ
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イメージ通りかもしれませんが、

QQQとVTVの各ファクターへのエクスポージャーは、ほぼ真逆だという事がわかります。

ポートフォリオが偏っているなと気になる方は、分散・保険として使うこともできます。


⑥小型バリュー株がいい。VBR

より小型なバリュー株に投資をしたい場合は、

多少クオリティが犠牲になりますが、VBRという選択肢などもあります。
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一説によると、

初期のウォーレン・バフェットの驚異的なリターンの源泉は、

クオリティーの高い小型バリュー株にレバレッジを使って投資したからではないか?

という説もあります。

もちろん、この説には否定的な意見もあります。



⑦バンガード・米国増配株式ETF VIG

次に「クオリテ」ィファクターの選択肢としてはVIGがおすすめです。

日本のバンガードのETFの中には「クオリティ」ファクターのみに、重点的にエクスポージャーをとるETFはありません。

グロース系のETFは、クオリティはやや高くなるのですが、バリューが犠牲となる傾向があります。
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一方、VIGはクオリティとバリューを比較的バランスよくエクスポージャーをとることができます。

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今はバリューが若干マイナスとなっていますが、昨年など時期によってはプラスになります。


まとめ

結論として、「バリュー」と「クオリティ」ファクターへ投資が出来る、具体的なバンガードのETEは以下の通りとなります。

〇バンガード・米国バリューETF  「VTV」
 
〇バンガード・米国増配株式ETF  「VIG」

この2つのETFは、個人的には「本当に」好きです。


ただ、私自身は、自身のリスク許容度や人生の時間配分を考えたとき、

今後もアクティブ投資をすることはないでしょう。

もし、これらに投資をするというのであれば、

最初の注意やリスクを良く考えて、投資をすることが大切です。


ファクター以外の視点からもいろいろ語りたいことはあるのですが、

長くなりましたので、今回はこの辺で一度区切らせて頂きたいと思います。

最後となりましたが、

いつも読んで頂き本当にありがとうございます。

今後の幸運と投資目標を達成されること八戸から祈っています。

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ファクターの画像はMSCI参照