S&P500は最高値まであと2%

S&P500種株価指数が4日連続上昇。

昨日の終値は、3,327.77。

最高値の3,386まであと2%をきるところまで回復しました。


昨日は、新型コロナウイルスのワクチンについての明るいニュースがあったこと。

米追加景気対策の合意に向け、協議が進展しているとの予想などが買いを誘いました。

その一方、経済指標はまちまちで、

労働市場にはブレーキがかかってきている可能性もあります。

それでは、昨日発表された経済指標を見ていきましょう。


目次

①米ISM非製造業指数
②米ADP民間雇用者数
③今後の展開 支援策とワクチン
④米国債発行額・過去最高
⑤米貿易赤字 減少



①米ISM非製造業指数

7月のISM非製造業総合指数は58.1でした。

市場予想 55.0
前月   57.1

同指数は50が景気拡大・縮小の境目とななります。

またサービス業は米経済の3分の2以上を占めます。

00
みん株FXより引用

〇ポイント

ISMは、経済や景況感についておおむね楽観的な見解を示しています。

特に、新規受注指数は過去最高でした。

ただ、コロナウィルスの与えた影響が異なるため、業界によってばらつきがあります。

一方で、

雇用指数は42.1と、6月の43.1から低下しました。

7月は雇用者数の伸びが鈍化している可能性があります。

7月の米雇用統計は7日に公表されます。



②米ADP民間雇用者数

ADPとムーディーズ・アナリティクスが発表した7月の全米雇用報告は、

民間部門雇用者数の伸びは、+16.7万人でした。

前月の431.4万人から大きく鈍化しました。

市場予想の150万人も大幅に割り込みました。

ISM非製造業指数の雇用指数の鈍化とも一致します。

従業員50~499人規模の企業の雇用は2万5000人減となりました。


〇ポイント


急減速の理由は、政府の支援制度(給与保障プログラム、PPP)の失効やコロナ感染の急増が挙げられます。

米国経済は3月以降、力強く回復しましたが、ここ数週間で勢いを失っている可能性があります。

ワクチンや治療法が普及しない限り、経済は再び下降するリスクを抱えたままの状態となっています。



③追加の支援策

追加の経済対策案を巡り、トランプ政権と民主党指導部は4日も協議を行いました。

ブルームバーグは以下のように報じています。

米財務長官、経済対策で週末までの合意目指す-民主党との協議後


追加支援策は行われるでしょうが、

現状まだ平行線で、いつ、どんな内容で合意されるかまだわかりません。

米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、

議会は追加経済対策を通じ、経済を支援する必要があるとの見解を示しています。


ワクチン開発には明るい話題が

〇J&Jは、開発中のワクチン候補を1億回分供給することで米国政府と合意しました。

〇米国立アレルギー感染症研究所ファウチ所長の発言

「新型コロナウイルスのワクチン開発が急ピッチで進んでいるからと言って、安全性が犠牲になっていることを意味しない」

「現在の開発の速さは、技術的に進歩したことが大きく関連している」との見解を示しました。

さらに、ワクチンの試験や製造の場所確保に前もって取り組むことにより、

「普及までにかかる時間を更に短縮できる」と語りました。


「ワクチンの予防効果は、少なくとも70%を期待したい」

「50~60%となる可能性の方が大きいが、それでもよしとするだろう」とも述べました。


これまで慎重な発言が多かった、ファウチ所長がこう述べたわけですから、

確固たるデータがあり、今後展望ついてある程度の自信や確信があるのでは?

と個人的には感じました。


また、ワクチンや治療薬の開発は、今発表されている(開発中の)分で終わりというわけではなく、

今後もより効果的な新しいワクチン・治療薬の開発が、将来にわたって続いていくと思われます。


④米国債発行額・過去最高

米財務省は来週実施する四半期定例入札国債発行額を過去最高の1120億ドルに拡大させました。

新型コロナウイルス危機に伴う連邦政府の記録的な支出を賄うため、

これまでは財務省短期証券(Tビル)で対応してきましたが、今回は期間が長めの国債の発行額を前期から拡大させました。

詳細や数字はこちらをご覧下さい「ブルームバーグへ」


⑤米貿易赤字 減少

7月の米貿易赤字は、

前月比7.5%減の507億ドルでした。(予想501億ドル)

輸出 1583億ドル(9.4%増)
輸入 2089億ドル(4.7%増)

低迷している経済にとってほんの少しだけ良い話題となりました。


まとめ

米国株式市場は連日上昇。

昨日も投資家の気を引くようなニュースがたくさんありました。


株価は毎日変化します。

ニュースも毎日報道されます。

ただ、S&P500などに長期投資をする方は、長期的な視野を失ってはいけません。

株価やニュースのことは、知った上で無視をして、

これまでどおり規律を維持し投資を続けていきましょう。


もちろん、個別株やその他戦略を採用する方にも、

この記事の何かしらがお役に立っていれば嬉しく思います。


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