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米国の個人消費


米商務省が発表した6月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比5.6%増でした。

市場予想は5.5%増でした。

2カ月連続で伸び、第3・四半期に個人消費が持ち直す可能性を匂わせました。

一方で、新型コロナウイルスの感染件数が再び増えていること。

失業手当の上乗せ措置が終わることなどから、

この回復が限定的なものとなる可能性もあります。

個人消費は米経済の3分の2以上を占めています。


米国のGDP速報値

米商務省が30日発表した、米国の第2・四半期のGDP速報値(季節調整済み)は、

年率換算で前期比32.9%減とでした。

統計の記録を開始した1947年以来最も大きな落ち込みとなりました。

4月の経済活動停止の影響が大きく、5月から持ち直し始めました。

しかし、現在、新型コロナの感染件数が再び増える中で経済活動のペースは鈍化しています。


また、29日、FRBのパウエル議長も「経済活動が鈍化している」との認識を示し、

FRBは金利をゼロ近辺に維持し、経済に資金を供給し続けると確約しました。

米国「経済」が第3四半期にV字回復すると決めつけるのは早計かもしれません。


「参考」

消費支出 34.6%減(過去最大の落ち込み)

企業投資 27%減。うち機器投資37.7%減(5四半期連続減)

鉱物探査など非住宅構築物への支出 34.9%減

住宅投資 38.7%減



ヨーロッパの第2QのGDPの速報値
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FACTSETより引用

ヨーロッパ圏のGDP速報値は統計開始以来、最大の落ち込みとなりました。

一方、7月のインフレ率は、予想よりも上昇しています。

7月のインフレ率 前年比+0.4%。

コアインフレ率(食品・エネルギーを除いたもの) 前年比+1.3%

さて、これらを踏まえ、投資家はどうすればよいのでしょう。



航路守る。

今朝、バンガードのツイートにおもしろい動画が載っていたので紹介します。

7秒ほどの動画なので、是非ご覧下さい。


①2020年1月1日から3月23日までの間、

世界の株式市場は大きく下落しました。

②3月24日から6月末までの間に、世界の株式市場は大きく反発しました。


S&P500の場合

例えば、S&P500指数は2020年2月中旬から3月23日の間に33.9%下落しましたが、

その後の3日間で17%も上昇しました。


もし、市場が下落している時に売却すれば、

損失を確定させたり、最高の瞬間を逃すことにも繋がります。

タイミングを正確に予測することは誰にも不可能です。

投資家は長期的な視野を失わない事が大切です。


分散投資。

Twitterでバンガードは、


最近の市場の混乱や世界的な株式パフォーマンスの変動は、

異なるセクター、資産クラス、地域にまたがって、

分散されたポートフォリオを保有することの重要性を再認識させるものとなっています。

と述べています。

また、以前当ブログで紹介した「バンガード経済と市場の展望」を紹介しています。

こちらの内容に関しては、以前紹介した記事も参考にしてみてくだい。


今後の市場について「http://etfsp500.com/archives/24104242.html

今後の経済について「http://etfsp500.com/archives/24104284.html


バンガードの予測

米国の投資家視点ということに注意が必要ですが、

バンガードは今後10年間の年率リターンは以下のようになると予想しています。

〇米国株     4%~6%
〇米国以外の株式 7%~9%

また、このような差は、時間の経過とともに変化し、

ポートフォリオを国際分散させるべきだと考える理由を説明するのに役立つとしています。



まとめ

経済指標は過去の数値です。

そして株価は未来を折り込んでいます。

現在の株価が何をどこまで折り込んでいるかは、個人投資家に知る由もありませんが、

コロナウィルス等の影響により、

いつにもまして不確実性が高く、予想が困難な中、

楽観的すぎる見通しを立てるのは、危険かもしれません。

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バンガードのHPより引用

私もバンガードの予想などと同様、

経済はU字回復すると思っていますが、(株価は先行すると思います)

上振れリスクも、下振れリスクも両方全然あるとも思っています。


「経済や株価は、こうなる」と決めつけるのでなく、

柔軟に「幅・余裕」のようなものを持って考える事が大切だと思います。

私は、まあ、どうなるかわからないので、

目標とする資産配分を目指しながら、

航路を守りゆっくりと資産を形成していきたいと思います。


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