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ジャパン・アズ・ナンバーワン

1979年、ハーバード大学のエズラ・F.・ヴォーゲル氏は、

あの有名な「ジャパン・アズ・ナンバーワン」を発表しました。 

ヴォーゲル氏は、日本はもうすぐすべての国を抜き去り、世界一の経済大国になると予言し、

米国や欧州は日本モデルから学ぶべきであると主張しています。


日本の経済が、1963~73年の平均成長率をそのまま続けていたら、

1985年には1当たりのGDPで米国を抜き、

1998年にはGDP総額でも米国を抜いていたはずでした。


日本の学校教育、良好な労使関係、優秀なエリート官僚、先見的な政策などが、

恒久的な高度成長の処方箋になるとされていました。

なお・・・

ジャパン・アズ・ナンバーワン―それからどうなった



中国について

中国も、かつての日本と同様の問題に直面しつつあります。

その一つが高齢化です。

一人っ子政策が中国の人口に与えた影響を、すぐに逆転させるのは難しいでしょう。


中国の一人当たりの所得

中国の一人当たり所得は10,000ドルを超え、インドの 2,200 ドル、インドネシアの 4,100 ドルと比べてかなりの水準に到達しています。

しかしながら、その成長も近年鈍化しつつあります。

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コロナウィルスの影響で今後どうなるかわかりませんが、

例えば、

中国の成長率がこのまま鈍化を続け、5%くらいで横ばいで推移し、

米国の成長率が1.5%程度まで戻した場合

(個人的には、両国とも楽観的な見通しに基づく数値だと思います)

中国が一人当たりの所得で、米国に追いつくには35年以上かかる計算になります。


賢明な中国から学ぶこと

もちろん、中国自身も成長の鈍化について気づいており、

2019年3月の全国人民代表大会で、経済成長率の目標を6~6.5%と、2018年の6.5%前後から引き下げました。

また、国民にこの事実を知らせようとする動きも見られます。


高すぎる成長目標に縛られたり、

事実から目をそらし、過去の栄光を引きずってしまうと、

現実にそぐわない偏った決定を下し、

事態をかえって悪化させることがあります。

その点に関して言えば、中国の昨年の動きは賢明だったと思います。


まとめ

ノーベル経済学賞を受賞したロバート・ソローは、

「成長というものは減速する」と言います。

米国株、中国株、日本株、新興国・・・

何に投資をするのであれ、

ソローのこの言葉の意味を良く考えながら投資をすることが大切だと思います。


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「参考」

ロバート・ソロー「成長理論 

経済産業省   「通商白書2019

経済産業省   「新たな成長モデルを模索する中国

他・・・・・

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