資産配分はとても重要

長期的に分散投資をする場合、

資産配分(アセットアロケーション)がリターンとリターンの変動幅の双方に大きな影響を与えることが多くの研究で証明されています。


例えば、バンガードの論文によれば、

ポートフォリオの長期的な変動の約88%は、アセットアロケーションによって説明されるとされています。

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日本の投資家の皆様が成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則より


資産配分の全体像から考える

各資産(株式・債券・現金など)の適切な組み合わせを見つけることから、

ポートフォリオの構築を考えると、

ポートフォリオのリスクをよりイメージ、コントロールしやすくなります。



「アウトパフォーマー」は入れ替わる

各資産のリターンは定期的に入れ替れかわります。

日本の投資家が、米国株や米国以外の国際的な株式を保有することのメリットはこの点にあります。

例えば、全世界の株式に投資をすることによって、

市場タイミングを計るリスクを負うことなく、

継続的に「現在の株式市場のアウトパフォーマー」に、一貫してエクスポージャーをとる事ができます。


「米国株」と「米国以外の株式」

確かに、過去10年間で米国株は好調でしたが、

その前の10年間は​​、米国以外の国際株が好調でした。

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米 バンガードのHPより引用(ドルベースな点に注意)

このグラフは、先進国、新興国、米国の株式市場の年率リターンを示しています。

「アウトパフォーマー」は流動的に変わります。

またいつ変わるかはわかりません。


余談)個人的には出発点やバリュエーションも重要であると考えています。

https://www.vanguard.com/pdf/ISGVEMO_122019.pdf


セクターに対する考察

国際分散投資をするメリットの一つにセクターの偏りを改善するメリットがあります。

米国内株式市場は国際市場と比べ、テクノロジーとヘルスケアに、

国際的市場は金融と消費財に傾く傾向があります。


【参考】6月末時点 VTI / VTの構成比率


情報技術    26.4%  /   20.3%
金融      16.3%  /   18.3%
消費者サービス 14.2%  /   12.4%
ヘルスケア   14.0%  /   12.2%
資本財     11.8%  / 12.9%


情報技術セクターは過去10年間で市場を大きくアウトパフォームした業界の1つでした。

ただ、繰り返しになりますが、アウトパフォームするセクター、地域など、

各セグメントのパフォーマンスは、時間とともに変化する傾向があります。



バランスと分散が大切です。

予測することが難しい、将来の変化に備えるための、

数少ない有効な方法の一つが「分散」だと思います。

一例ですが、

例えば、歴史的に、米国株式と米国以外の株式を混ぜる事で、

ポートフォリオのボラティリティ(リスク)が抑制される効果がありました。
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ソース Vanguard&MSCI as of March 31 2020


資産配分(アセットアロケーション)を考える時にはバランスが大切だと思います。

目標やリターンだけでなく、リスクに対する許容度も考慮した投資戦略を考えること重要です。


まとめ

とはいえ、全ての人にとって「良い」「悪い」というような絶対的な配分はありません。

自分の状況に基く、適切な配分を見つける必要があります。


もちろん、最初から自分にとってもベスト、正解を見つけるのは難しいかもしれません。

また、時間や人生の変化と共にベストな配分が変わっていったりもします。

ある程度の「妥協」や「割り切り」「安全域の確保」なども大切だと思います。


資産配分は、長期投資のリターンやリスクを左右する重要な要素となります。

あせらず、各々自分の人生にとって最も合う資産配分を、ゆっくり探していきましょう。


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