バンガードの最新のレポート
7月22日、米バンガードは「経済と市場の見通し」について、
2020年の中間レポートを公表しました。
https://investornews.vanguard/economic-and-market-outlook-a-midyear-update/
投資リターンについて
株式市場の見通しは、市場の調整以降改善していますが、
債券の期待リターンは依然として低水準にとどまっています。
としています。
世界の株式市場について
バンガードは、マクロ経済の見通しはネガティブであるにもかかわらず、
低金利の影響、低インフレの期待、市場の先見性を考慮すると、
現在の株式市場の水準には合理的な根拠があると考えています。
現在のバリュエーションは昨年末よりも低く、金利低下により公正価値が上昇していることから、
米国株および非米国株のリターンの見通しは(昨年末より)改善されています。
と同レポート内で述べられています。
ポートフォリオに債券を加えようか迷っている方、債券が必要な方は参考にしてみてくだい。
とても重要なメッセージ
これは、すごく重要なメッセージ・警告だと思います。
このような仮定、
つまり「高い期待」や「良い状態が続く」との仮定の元で、資産の価格が設定されている場合、
逆に、上手くいかなかった場合や、悪いシナリオが発生した場合、株価等の資産価格に調整が入る可能性が高く、その幅も大きくなります。
バンガードからのアドバイス
まとめ
自身の目標、リスク許容度、投資期間などに合わせ、
適切に分散し、資産配分を行うこと。
長期的な視点や規律を失うことなく、それを維持すること。
そして、何よりも投資を続けることがとても大切だと私は思います。
当ブログの読者の皆様は、
耳にタコができるくらい聞いた言葉かもしれませんが、
これは本当に大切な事なので、今後も、何度も、何度も繰り返し書いていきたいと思います(笑)。
※いつも本当にありがとうございます。
7月22日、米バンガードは「経済と市場の見通し」について、
2020年の中間レポートを公表しました。
https://investornews.vanguard/economic-and-market-outlook-a-midyear-update/
米国の投資家視点ということに注意が必要ですが、
今後10年間の年率リターンは以下のようになると予想しています。
今後10年間の年率リターンは以下のようになると予想しています。
〇米国株 4%~6%
〇米国以外の株式 7%~9%
また、このような差は、時間の経過とともに変化し、
ポートフォリオを国際分散させるべきだと考える理由を説明するのに役立つ。
と述べています
また、このような差は、時間の経過とともに変化し、
ポートフォリオを国際分散させるべきだと考える理由を説明するのに役立つ。
と述べています
Such differentials, which change over time, help explain why we believe portfolios should be globally diversified.
株式市場の見通しは、市場の調整以降改善していますが、
債券の期待リターンは依然として低水準にとどまっています。
としています。
世界の株式市場について
バンガードは、マクロ経済の見通しはネガティブであるにもかかわらず、
低金利の影響、低インフレの期待、市場の先見性を考慮すると、
現在の株式市場の水準には合理的な根拠があると考えています。
現在のバリュエーションは昨年末よりも低く、金利低下により公正価値が上昇していることから、
米国株および非米国株のリターンの見通しは(昨年末より)改善されています。
〇米国株 4%~6%
〇全世界株式(除く米国)7%~9%
「参考」2019年12月時点の予測
米国株式 3.5%~5.5%
世界の株式市場(米国を除く)6.5%~8.5%
「2020年の経済および市場見通し」より
債券について
債券のリターンの今後10年間のリターンの予測は、
米国債と非米国債で0~2%の範囲となっています。
(昨年末よりも期待リターンが低下)
ただ、バンガードは債券の予想リターンが低い低利回り環境にあることは認めつつも、
信用力の高いグローバル債券は、
マルチアセットポートフォリオにおけるリスク分散に、重要な役割を果たし続けると期待している。と述べています。
「参考」債券はリスク分散としての価値を証明した。

Global equityは MSCI All Country World Index。Global bondsは the Bloomberg Barclays Global Aggregate Bond Index hedged to USD。60/40は 60% global equity と 40% global bondsを合わせたもの。
「参考」2019年12月時点の予測
米国株式 3.5%~5.5%
世界の株式市場(米国を除く)6.5%~8.5%
「2020年の経済および市場見通し」より
債券について
債券のリターンの今後10年間のリターンの予測は、
米国債と非米国債で0~2%の範囲となっています。
(昨年末よりも期待リターンが低下)
ただ、バンガードは債券の予想リターンが低い低利回り環境にあることは認めつつも、
信用力の高いグローバル債券は、
マルチアセットポートフォリオにおけるリスク分散に、重要な役割を果たし続けると期待している。と述べています。
「参考」債券はリスク分散としての価値を証明した。

Global equityは MSCI All Country World Index。Global bondsは the Bloomberg Barclays Global Aggregate Bond Index hedged to USD。60/40は 60% global equity と 40% global bondsを合わせたもの。
数日間、世界の株式市場と債券市場の相関関係は正であり、相対的に連動して動いたのは事実です。
しかし、年初から2020年前半を通してみると、
グローバルに分散された債券へのエクスポージャーがバラストとして、ポートフォリオの株式の高いリスクに対抗するために機能していました。
と同レポート内で述べられています。
ポートフォリオに債券を加えようか迷っている方、債券が必要な方は参考にしてみてくだい。
とても重要なメッセージ
投資家は、企業の収益性がすぐに回復したり、
中央銀行の支援によって当面の間、資産市場が好況を維持できると仮定して、
資産を「完璧」に近い、価格設定にしてしまうリスクがあることに注意が必要です。
これは、すごく重要なメッセージ・警告だと思います。
このような仮定、
つまり「高い期待」や「良い状態が続く」との仮定の元で、資産の価格が設定されている場合、
逆に、上手くいかなかった場合や、悪いシナリオが発生した場合、株価等の資産価格に調整が入る可能性が高く、その幅も大きくなります。
バンガードからのアドバイス
投資家の皆様は、これまでと同様、
自身の目標に応じた分散投資を行い、長期的な視点で投資を行うことをお勧めします。
市場が極端に変動しているときに市場のタイミングを計ろうとするのは魅力的ですが、利益になることはほとんどありません。
まとめ
自身の目標、リスク許容度、投資期間などに合わせ、
適切に分散し、資産配分を行うこと。
長期的な視点や規律を失うことなく、それを維持すること。
そして、何よりも投資を続けることがとても大切だと私は思います。
当ブログの読者の皆様は、
耳にタコができるくらい聞いた言葉かもしれませんが、
これは本当に大切な事なので、今後も、何度も、何度も繰り返し書いていきたいと思います(笑)。
※いつも本当にありがとうございます。
みなさんの応援がなければ、今ここにいない私です。
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