長期投資家必見

今回は7月16日にモーニングスターに掲載されていた、

「ベストの12カ月を取りこぼすとリターンは3分の1以下に低下、長期では上下動を抑えるメリットも限定的」

という記事の紹介と感想などを書いていきたいと思います。


とても良い記事ですので、

まだ未読の方は是非一度見てください。

特に長期投資家の方や最近投資を始めた方などは必見です。

https://www.morningstar.co.jp/fund/analyst/2020/3q/MFA120200716.html?type=pc



先進国指数についての3つのポイント

本題に入る前に、簡単に先進国指数ポイントをまとめます。

1973年~2020年6月までの月次リターン(計569カ月)の間

「MSCIワールド(配当込み、円ベース)」(先進国株式指数)は47年で23倍に上昇しました。


①月次リターンがマイナスとなった月

全体の4割弱(216カ月)


平均すると1年のうち4~5カ月程度、前月末よりも下落した。


②最も下落が続いた期間は9カ月連続

最も上昇が続いた期間も16カ月連続にとどまる。

一方向の上昇・下落が続く方が珍しい。


③月次のリターンが±10%を超えた月は全体の4%(25カ月)

下落率が15%を超えたのは、

1987年10月のブラックマンデー、2008年9月と10月の計3カ月のみ。



個人的に重要だと思った点

下のチャートは、

先程紹介した先進国株式指数に1973年1月末に100万円を投資したと仮定したものです。

コスト及び税金は考慮されていません。

00

〇紺色のチャート

繰り返しになりますが、先進国株式指数に投資をずっと投資をしていれば47年で23倍に上昇しました。


〇赤色のチャート

しかし、月次リターンの上昇率が高かった(11%以上)

上位3カ月に投資を行わなかっただけで、

リターンは約16倍の1,628万円となり、3割減となりました。


〇黄土色のチャート

リターンが10%を超える上昇となった12カ月

(全体のたった2%)を取り逃した場合、

リターンは約7倍の667万円となり、ただ保有していた時と比べ3分の1以下になりました。



〇水色のチャート

今回、特に面白かったのがこのチャートです。

急騰局面を逃しても、急落局面を避けることができたらどうなるかというものです。

月次リターンが±5%を超えた月を全て避けたと仮定した場合、

リターンは約18倍の1,832万円となりました。


これを見た私の感想は、

①結局何もしなかった時に比べて、リターンが2割減になったこと。

②現実では全ての急落を避けるのは難しいこと。

③実際にはコストや税金がさらにリターンを押し下げると想定されること。

などから、

今回のように全て上手く行った場合の仮定でもこの程度の効果しかないのなら、

あれこれ動かず、ただ黙って保有してしてたほうがいいんじゃないかな、

と個人的にはと思いました。


モーニングスターの記事内でも、


長期投資を前提とする投資家であれば、

大きな基準価額の変動を避けようとするメリットは乏しい。


とまとめられています。


まとめ

株価や投資の成績が思うようにいかない時や

ニュースや予想をみて欲がでたり、不安を感じた時などは、

長期投資家でも、ついつい何かしたくなったり、動きたくなる時があります。


しかし、何もせずただ保有している方が、

感情や直感、予測を元にあれこれ動き回るよりも、

結果的によいリターンを投資家にもたらす場合が多々あります。


少なくともコストの面では有利です。


計画や規律、資産配分を守ることは、ただそれだけで強力な武器となります。


もちろん各々の戦略があり、違う考えの方もいるかと思います。

それはそれでいいと思います。

ただ、私は不器用ですから。

これからも、むやみに動くことなく、

規律と計画を守り投資を続けていこうと思います。


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