SP500でも上手くいかない時期もある
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ピータバーンスタイン著「リスク 神々への反逆 」より引用。


1992年1月~1994年6月までの2年半の、

S&P500と新興国の月次リターンと標準偏差を表した図です。

「指数」という★星印は、新興国13カ国に均等に分散投資した時の値です。

個別の新興国はリスクが高かったのですが、「分散投資をすれば、標準偏差は4.7%まで抑えることができた」と本文中では述べられています。


予め心構えしておこう。


さて、S&P500に目を向けてみましょう。

この2年半、S&P500の月次リターンは新興国に比べてパッとしませんでした。

2年半という期間はそう短くはありません。

中学に入学した子供が、部活を引退し受験勉強を始めるくらいの時間です。

S&P500に投資をする時は、

あらかじめ、数年間リターンがイマイチ、もしくはマイナスになる時期もあると心構えしたうえで投資をすることが大切です。

いざ、そういう時期がきて、我慢しきれず、狼狽売りをしてしまうともったいない事になります。

1995年以降、S&P500と新興国のリターンの関係は徐々に逆転していくことになります。



長期投資家は直近の成績を重視し過ぎてはいけない

バフェットの師匠、グレアムの書いた「証券分析」には、

「長期投資をしようとするものは、直近の成績を重視し過ぎてはいけない」という言葉があります。

ここ数年米国株式投資を始めた方、今年3月以降のV字回復を経験した方は、

これまで経験した高いリターンが、一本調子でいつまでも続くわけではない。

上手くいかない時期もあるという事を頭に入れておきましょう。


ファクトセットの調査

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ファクトセットの最新の投資調査によると、「米国経済の回復」と「米国大統領選挙」への懸念が高まっていることがわかります。

他にも、個人投資家の増加や緩和政策の弊害、第2四半期の決算など毎日気になるニュースが流れてきます。

しかし、長期投資家であれば、

分散されたポートフォーリオの長期リターンのほとんどは「資産配分」が決めるという事を思い出し、長期的な視野で投資を続けることが大切です。



まとめ
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https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/resources-learning/markets-economy/great-fall-and-the-road-to-recovery.htm

バンガードはV字型回復が、いずれU字型の緩やかな回復へと移行すると予想しています。


S&P500に投資をしても、

「いつも」目を見張るようなすごいリターンが得られるとは限りません。

我慢が必要な時もあります。


ただ、長期的には十分なリターンをもたらしてくれると私は思っています。

ですので、ニュースやタイミングを計って資産を引き上げることなく、

そういう時期もあると割り切ってこれからもS&P500に投資を続けていきたいと思っています。


S&P500へ投資をする場合は焦って結果を求めることなく、

気長に投資を続けていくことが大切だと思います。


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