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なぜVXUSに投資をしたのか


今回は、米国株式(VOO)100%だった私が、

米国外の全世界の株式(VXUS)に投資をしたのかを話していきたいと思います。

とはいえ、VOOに投資をする前から、もう5年以上ずっと米国外の株式への投資する事について考えてきたので、その考えたこと全てをここで書ききれる自信はありません。

もし、より詳しく知りたい箇所などあれば、Twitterにてコメント連絡ください。

後日またそれを参考にして記事を書きたいと思います。

https://twitter.com/SandP500ETF


今回は3つのテーマに絞って話をしていきます。

①私自身の話(元々の投資計画)
②過去のデータや理論的な話
③現状と将来の予測

おそらく多くの読者の方にとって、

最も重要なのは②だと思います。

そこだけ読んで、応援クリック押してもらえたらそれで十分嬉しいです。

それで始めます。



①私自身の投資計画について

「今までの投資経歴」

私は2015年に日本株から米国株へと完全にシフトし、S&P500(VOO)にも投資を開始しました。

アベノミクス等もあり、幸い日本株は全てプラスで米国株式並行することが出来ました。

2017年途中からは米国個別株を諦め、(NISA枠内に関しては2018年に売却)

それ以降は、VOO100%のポートフォーリオで先月までやってきました。

(idecoは楽天VTIに投資をしています)


ここ5年間のアセットアロケーションを振り返ってみると

基本的に米国株式、100%。

5月1日時点で、米国株式 100% 債券・現金(投資用)0%という比率でした。


「若いうちはS&P500、100%でいい」若くなかったら?

私はS&P500の良さも知っていますが、限界や防げないリスク、上手くいかない時期の事もよく知っています。

退職後に大暴落&10数年の長期停滞なんてことになったら目も当てられません。

ですから以前紹介したように、

自身の年齢や投資可能期間、リスク許容度の変化とともに資産配分を見直すことが大切だと思います。


「参考となる過去記事」

〇「年齢とともに資産配分をどうしていくか

〇「目標より下振れするリスクやテールリスクは限定していこう


「イメージ」(バンガードのターゲットイヤーファンド)
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それぞれ、以下の資産クラスを表しています。

   米国株式  (VTI)
黄色  米国外株式 (VXUS) 

   米国債券  (BND)
水色  米国外債券 (BNDX)


私自身の投資計画について

ブログで度々話したことがあるのですが、

元々、年齢や自身のリスク許容度の変化とともに、資産配分を米国株式100%から全世界に、その後、現金や債券比率を高めていく予定でした。

今後、年齢の他には、結婚、退職などのイベントによってリスク許容度が低下する=ポートフォーリオがより保守的になる可能性があります。


少し計画を前倒ししました。

当初の予定であれば、10年目(2025年)を目指して、その時点で、株式100%(米国株65% 米国外35%)とする予定でしたが、

米国市場のここ5年間のリターンが想定してたより高かった事、過去の暴落時にでもしっかり買い増したこと、転職により自身の拠出額が上がった事などにより、既に当初の目標額に届きそうな感じになっています。

そして、ノーセルで資産配分を整えたいという事もあり、予定を早める事に決めました。

外部環境の変化が全く影響していないかといえば嘘になります。

しかし、VXUSに投資をする事は、昨年~コロナウィルスの前の時点で、数人の知り合いの投資家の方に話していたので、やはり自身の計画を優先したというのが一番の理由です。

ちなみに、バンガードのチェックでは株式100%でいいということでしたから、何もなければ、あと10年くらいは株式100%でいきたいと思います。


①まとめ

長くなりましたがまとめると、

自身の計画や年齢の変化に従い、予定通り資産配分を見直しました。

今後は株式100%〔米国株65% 米国外35%(±5%)〕という資産配分を目指し、それを維持していこうと思います。
 


②理論・過去のデータ

私自身の話が長くなりました。

ここからは少し理論的な話をしたいと思います。


おそらく、下の図をみれば初心者の方でも直感的に理解しやすいと思います。

縦がリターン、横がリスクを表しています。

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US       米国株  (MSCI USA Index)
international   米国を除く全世界  (MSCI World ex US Index)
グローバル     米国株60%、全世界除く米国 40%

この期間において、国際分散された(グローバル)ポートフォリオは米国株式をのみを保有するポートフォリオと比較して、「同じリターンでも低いリスク」となり、「リスク調整後リターン」が高くなっていることがわかります。


もう少し理論的な話をします。

1970年1月から2018年12月までの標準偏差(5年間の平均)の推移を表したものです。
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    米国を除く全世界
オレンジ 米国
緑    米国60% 米国外40%

基本的に、米国の株式のみのポートフォリオに国際株式を追加すると、ボラティリティが持続的に低下することがわかります。

1970年1月から2018年12月までの間、

米国のみの方がボラティリティが引くかった時期は、1992~1995年と2007年~2018年の間だけとなっています。


「国/地域のリスク」や「通貨/為替リスク」について

政治的出来事(戦争、国政選挙)、財政問題(インフレの増加、政府のデフォルト)、または自然災害(地震、ハリケーン、津波)により、国または地域の経済が弱まり、投資リターンが減少する可能性。

などの追加のリスクにもかかわらず、バンガードは分散したポートフォリオで国際的なエクスポージャーを持つことには価値があるとしています。

ちなみに原則として、米バンガードは、米国の投資家に、

ポートフォリオの株式部分の40%と債券部分の30%を国際投資(米国外)に割り当てることを推奨しています。
Vanguard recommends allocating 40% of the stock portion and 30% of the bond portion of your portfolio to international investments.
(米国人視点という事に要注意)


興味のある方ここら辺のレポートを読んでみるのもいいかと思います。

https://www.vanguard.com/pdf/ISGGEB.pdf


「フィデリティ」の調査によると

1950年~2018年のリターンと標準偏差は、それぞれ以下の通りでした。

S&P500     11.3%  14.2%
米国外の株式   9.4%   15.1%


同期間、S&P500と米国外の株式を70:30で配分した場合

リターン 11.3% 標準偏差 13.1%となりました。

こちらもリターンを損なうことなく、リスクを低く抑えることとなりました。

バンガード以外の各社、各機関も(当然ですが)似たような研究結果を発表しています。


②まとめ

リーマンショック以降は米国のみに集中投資していた方が、「リターンは高く、リスクは低く」なりました。

しかし、今後はどうなるかわかりません。

過去のデータ及び理論上は、米国以外の株式の方がリターンが低かったとしても、

ポートフォーリオに少し組み入れる事で、ボラティリティを抑え、リスク調整後のリターンを改善することが期待できます。

私はS&P500のリターンをできる限り損なうことなく、ボラティリティを抑えリスク調整後のリターンを改善すること目指し、今後VXUSをPFに加えることを決めました。


例えるなら、ストレートを活かすためのジャブのようなもので、

VOOを活かすためのVXUS。S&P500を信頼しているからこそのVXUSなのです。

とはいえ、これは特別な戦略ではなく教科書(理論)通り、より基本に忠実な投資をしているだけの事だったりもします。

「基本に忠実な投資法(理論)」と「強いメンタル」だけが私の武器というか取柄です(笑)。


参考となる過去記事

バンガードの見解

バンガード社のシミュレーション(2017年)l」

S&P500 VS EAFE(先進国)

米国と米国外の株式のサイクル

先進国と新興国のサイクル

バフェットと外国為替

各資産の相関が高くても分散すべきか?




③今の投資環境と将来の予測

「バンガードの予測」2020年3月31日時点から、今後10年間の年換算名目リターンの予測です(ドルベース)
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米バンガードのHPより引用

各社の今後の長期リターンの予測まとめ

各社概ね、米国株はバリュエーションが高め。

米国外の株式の方がよいリターンになるという予想をしています。

「参考」

バンガードの予測

ブラックロックの予想

リサーチ・アフリエイトの予測

レイ・ダリオ氏の予測

GMOの共同創業者 ジェレミー・グランサム氏


今後の計画

まずは全力でVXUSを買い、

できるだけ早く目標とする資産配分を整えようと思っています。

不動産売却の話も現在進めており、そのお金も一気にVXUSへという予定です。

資産配分が目標に達した後は、

資産配分を維持するよう心がけつつ、VOOとVXUSに定期的な拠出を続ける予定です。

(VTというオプション)


その後、資産配分を維持する上で、VTの方がコストが低いと判断したらVTも使うかもしれません。

買付手数料やリバランスコスト等も良く計算して、

そこは合理的に、シビアに行きます。PFが整った後、電卓をたたいてみようと思います。


投資家として最善だと思う道を行きます。

私はブロガーとかアフリエイターではなく、

投資家なので、投資家としてベストだと思う判断を続けようと思います。

他人が決めた自分のキャラやイメージ、

もしくは自身の感情ではなく、

投資家としての判断や合理性を重要視していきたいと思います。

(感情だけで言えば「VOO100%もっと続けたいんじゃ(笑)」)


ただ、今は(PFがVOO100%)の私にとっては、VXUSがベストだと考えています。

まずは、10年後、結果がどうなってるか楽しみにしていてください。



まとめ

実は、まだまだ書き足りないことがあります。

なぜVEUじゃないかとか、新興国とか・・・

ボーグルやバフェットが米国株式を勧める一方で、エリス、マルキール、シーゲル、レイダリオ、スウェンセンなど多くの投資家が国際分散投資を勧めている事も知っています。

そして私達は日本人という問題も有ります。

ただ、長くなりすぎてもあれなので、いったんここ等辺で区切らせていただきたいと思います。


全く押し付けるつもりはありません。

まず、以上の事は私の考えで、将来どうなるかわかりません。

正直、他人に勧めるつもりも、他人の投資をどうこういうつもりもありません。

今米国のみに投資をしていて、それがいいと思う方は自信を持ってそれを続けてください。

私はそちらの方が最終的にリターンが高くなる可能性は十分あると本当に思っています。

ただ、その他の地域の株価が値上がりした時に、リターンの後追いをして高値買いや安値売りをしないよう注意して欲しいと思います。

起こらなかった「未来の可能性に備える」ということ

私は、もし10年後、VOO100%の方が「結果的」に良いリターンだったとしても、

「結果的に」起こらなかったリスクに対しても、

しっかりと備えることができた、過去の自分をほめたいと思います。


S&P500を活かすための国際分散。

誤解しないでほしいのは、

決して、S&P500がダメとか投資を辞めるというわけではありません。

「米国株式(S&P500)」は生涯PFや私の資産形成の中心にあります。

私は長期的な米国やS&P500企業の力を信じています。


ただ、今回の最後は、この言葉で閉めたいと思います。

「信念」「真実」を混同しないよう注意しましょう。

「真実」とは、単なる信心ではなく、観察と証拠に基づくものです。

いくら物語を心から信じても、その物語が真実であるとは限りません。


私はこれからもバンガードS&P500ETF(VOO)に投資を続けます。


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