
FOMCのまとめ
9.10日のFOMCは概ね予想通りの内容でした。
簡単に内容をまとめます。
〇政策金利の誘導目標レンジ 0.00~0.25%据え置き。
〇パウエル議長「利上げについて考えることすら考えていない」
〇更なる経済刺激策が必要。あらゆる手段を必要な期間用いる決意。
〇米国債買い入れ継続
〇労働市場の完全回復は時間要する。
〇YCC(イールドカーブコントロー)を採用するは継続協議
と言った感じです。
ブルームバーグには「パウエル議長はアクセル緩めず、FOMCは22年末までゼロ金利見込む」という記事もでていました。
他各メディアがFOMCについていろいろ報じていました。
VOO投資家にはあまり関係のない話です。
ただ、私のようにインデックスファンドを用いて長期投資をする場合には、
FOMCや金利がどうであれ、資産配分を維持することが重要となります。
気にすることなく、規律ある投資を続けていきましょう。
バンガードのレポートを振り返り
これだけで終わってしまうのも、物足りないでしょうから、
当ブログでも紹介した、
4~5月にかけて紹介したバンガードの米国経済の見通しを、
今一度振り返ってみたいと思います。
〇経済活動がパンデミック前の水準に戻るには、2年かかる可能性がある。
〇労働市場が以前のように引き締まるのは2023年以降になると見込まれ、その間、政策金利をゼロ近辺に据え置く可能性がある。
https://www.vanguardjapan.co.jp/retail/articles/resources-learning/markets-economy/great-fall-and-the-road-to-recovery.htm
ブラックロックなど他社も概ね似たような予想をしています。
本当にここまでは、ほぼ予想通りの展開なので騒ぐことも、書くことも特にありません。
08年時の危機対応について
これも以前紹介したものですが、
リーマンショックの後のFRBや財務省の政策についてです。

当時としては、異例の取り組みで、
金融危機のダメージを最小限に抑えた米財務省やFRBでしたが、
その「異次元の政策」は長期的にズルズルと続いたわけではなく、
しっかりと時期をみて引き締められていたことがわかります。
今のFRBは優秀だと個人的には思っています。
おそらく、それ相応の時期が来たら、的確にこれをやってくれると思います。
ウイルスの機嫌しだいによっては、株価や経済に波乱はあるかと思いますが、
「FRB」に関しては、過度な期待は禁物ですし、
変に危惧しすぎる必要もあまりないかと思います。
まとめ・結論
ニュースに一喜一憂することなく冷静で合理的な投資を続けてください。
本当にこれだけです。
もちろん、短期投資をする方にとってはニュースは重要だと思います。
ただ、それでも冷静さや合理性を欠いてはいけません。
市場や株価、ニュース、金利などは、自分の思い通りにならない事がよくあります。
投資家は相場を選べません。
それにあたふたしたり、文句を言う暇があるのなら、
与えられた環境下で何に投資し、どう資産を増やすのかを考える事が大切だと思います。
私の場合は、長期・インデックス投資家ですから、
どんな環境になろうとも、
自分の目的にあった資産配分を維持し、
自分のできる事に注力していきたいと思います。
どんな投資スタイルを採用するにせよ、
情報とは上手に付き合っていくことが大切だと思います。
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