00
〇年齢の変化やリアイアに備えて


「年齢の変化やリアイアに向けて、資産配分をどうすればよいか?」

今回が第二回目の記事となります。

第一回、記事の導入はこちらから

年齢の変化やリアイアへ向けて資産配分をどう変更すればよいか?


今回からより具体的な内容に入っていこうと思います。


〇リタイア後も株式は必要なのか

ターゲットデートファンド(TDF)には大きく二つの種類があります。


「To型」

退職日で、アセットアロケーションの変更を停止。

その後、債券や短期金融資産などで安全に運用する。

(ブラックロックが採用)

「Through型」

アセットアロケーションの変更停止日を退職日の「数年後」に設定する。

(バンガード、フィデリティ、Tロウ・プライスが採用)



「TO型」は退職日までに株式比率を高めて運用すれば、退職日以降の貯蓄不足、長寿リスク、インフレリスクなどに対応できるという考え方です。

「Through型」は退職日以降も、ある程度株式に資産を配分して運用しなければそれらのリスクに十分に対応できないという考え方です。

米国のTDF市場の70%を占める3社(バンガード、フィデリティ、Tロウ・プライス)は「Through型」を採用しています。



00
ブラックロックのHPより引用

また、TO型を採用するのブラックロックも、アセットアロケーションの変更は停止するものの、株式への配分は一定のまま継続していることがわかります。


ポイントをまとめます。

「貯蓄不足、長寿リスク、インフレリスク」への備えとして、

リタイア後でも、株式への配分を継続する(やめない)というのが主流。

米国の主流はリタイア後も段階的に資産配分を変更する「Through型」。

リタイア・退職日ではなく、その数年後を「一つの目安」として設定し、そこまでの投資計画(資産配分のプラン)をたてるのが良いのではと個人的には思います。

引退後も人生は長く、「貯蓄不足、長寿リスク、インフレリスク」への対応のために資産形成を続けていかなくてはなりません。




「参考」株式比率(グライドパス)
00
バンガードもステートストリートも、インデックスファンドを用いた「Through型」のTDFです。

両者とも退職(リタイア)日ではなく

ステートストリートは退職日の5年後まで

バンガードは退職日の10年後まで、段階的に株式比率を変更させていることがわかります。


この2社の「株式比率」の変化は非常に似ています。差も最大5%以内です。

しかし、中身を詳しく見てみると、

ステートストリートはバンガードより「米国物価連動債」を11%も多く保有していたりと、「投資対象」や「配分比率」は異なるものとなっています。


次回へ続く

次回はバンガードのTDFの中身について詳しく見ていきたいと思います。

日本の投資家にも比較的簡単に再現可能なものとなっていますのでお楽しみに。


第三回はこちらから

http://etfsp500.com/archives/23419537.html



↓もしよろしければ応援クリックお願いします。本当に励みになります↓

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村



米国株ランキング