低ボラティリティETFについて

2020年2月までの3年間で、

ボラティリティを下げる事にフォーカスを当てた、

8つの米国の大型株ETFに、投資家は計約238億ドルもの資金を注いでいた。

という報道がありました。

具体的には「USMV」「SPLV」などのETFのことです。

 Over the three years through February 2020, investors poured a combined $23.8 billion of their hard-earned savings into the eight U.S. large-cap ETFs that focus on dialing down volatility. 



〇市場が最悪の時に輝く、低ボラティリティ戦略

低ボラティリティ戦略は、市場が最悪の時に最も効果を発揮します。

しかし、万能ではありません。

下の図は「MSCI USA Minimum Volatility Inde」の増加を「Morningstar USマーケットインデックス」の増加で割った相対チャートです。

「線が上向き」→最小ボラティリティインデックスの成績が良い
「線が下向き」→市場平均の方が良い

というイメージです。
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画像はモーニングスター参照

ITバブル、リーマンショック、チャイナショック、そして現在などは、

ラインが上向きに傾斜しており、

市場が下落した際は、低ボラティリティ戦略が有効だったという事がわかります。


その一方で、90年代や2016~18頃は、

ラインが下向きに傾斜しており

強気相場では、市場に遅れがちになるという事もわかります。


〇まとめ

低ボラティリティ戦略の「長所」と「短所」の「トレードオフ」について、

簡単にですが紹介しました。

今回は「低ボラティリティ戦略」を例に出しましたが、

どんな戦略であれ、それぞれの「メリット」と「デメリット」をよく覚えておくことが大切だと思います。

もちろん、市場の変化に合わせて使いこなせれば理想でしょうが、

市場の変わり目やタイミングは誰にもわかりません。


今、絶好調な戦略でも、いつか苦手とする(機能しなくなる)ような相場がくるかもしれません。

目先のリターンだけではなく、

そうなった時「どうするか」「どう備えるか」を、

日頃から考えておく事が大切だと思います。


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