
ウォーレン・バフェット「世界は変わる」
バークシャー・ハサウェイが、
1~3月期に以下の株式を売却していたことが報道されました。
〇ゴールドマン・サックス 84%
〇JPモルガン・チェース 3%
〇アマゾン 0.7%
〇トラベラーズ すべて売却
〇フィリップス66 すべて売却
なお、PNCは買い増しています。
バークシャーは先週も、航空株やUSバンコープの一部(1630万ドル分)を売却したことが報じられていました。
バークシャーは保有株式の見直し、売却を進めているようです。
去年買い増していた金融株、下落時に買い増していた航空株を売却した事などを思うと、
先日の「世界は変わる」という発言の重さがより感じられます。
参考「バークシャー、ゴールドマン株持ち分を84%減らす-1~3月」
レイダリオはリスクオフ
レイダリオ率いるBridgewaterはリスクオフの姿勢を見せています。
SPY S&P500 22億ドル → 9億ドル
VWO 新興国 11億ドル → 5億ドル
興味深いのは、S&P500だけではなく、あれだけ押していた新興国ETFも減らしています。
GLD(金) 5.8億ドル → 6.0億ドル
TLT(超長期債) 2.6億ドル → 2.8億ドル
TLT(超長期債) 2.6億ドル → 2.8億ドル
参考「世界最大のヘッジファンド、3月の底値でも株式は買わず」
ドラッケンミラーもリスクオフ
ドラッケンミラー氏も、
底値付近でAmazon.comとNetflixを買い増したものの、
ポートフォリオ全体ではリスクオフの姿勢を見せています。
米国株の総額は34億ドルから25億ドルに減少
銘柄数は62から46に減っています。
参考「ドラッケンミラー氏、3月の底値でAMAZONとNETFLIX買い増し」
ただ、これらは過去のバックミラーということに、注意してみる必要があります。
FRBは金融の脆弱性を警告
「金融セクターの脆弱性は近い将来、重大なものになる可能性が高い」
「3月以降の経済的・財政的ショックによる家計および企業のバランスシートへの負担は当面、脆弱性を生み出す可能性がある」
参考「FRB、資産価格「大幅に下落」と警告-パンデミック悪化なら」
参考「米金融の脆弱性、コロナ危機で「重大に」=FRB報告書」
さあ、おもしろくなってきましたね。
何をやっても大体儲かるという相場が終わり、
より楽しい相場が始まるかもしれません。
投資家や予想屋、解説者らは、それぞれ腕の見せ所となると思います。
「楽観主義者」と「悲観主義者」
「楽観主義者」と「悲観主義者」
両方の答えがあり、両方の視点があります。
実際、市場価格は楽観論者と悲観論者との清算価格です。
株価は悲観主義者が売りたくなるところであり、楽観主義者が買いたくなるところです。
両者は同じ市場を見ているのに、
何か違うものを見ています。
〇悲観論者の視点
「歴史的な失業率だ」と言うでしょう。
企業の収益を見て、収益が悪化していること、そして将来のガイダンスを達成できない可能性を予測します。
「経済的なダメージ」は報道されているものよりもはるかに深いと話すでしょう。
〇楽観主義者の視点
失業率を見て、あれは「命を救うために」計画的に作られたものだ。というでしょう。
米国政府やFRBも歴史的な規模の支援をしています。
そして、州が外出制限を緩和し始めていることを指摘するでしょう。
私は・・・・
私は「楽観主義者」でも「悲観主義者」でもなく、
「現実主義者」であろうと思っています。
「現実主義者」は何が起こるか分からないという現実を知っています
だから、私は長い目で見ています。
半年~1年先ではなく、5~10年先のことを考えています。
だから、私達は分散型ポートフォリオを構築しているのです。
十分に備え、自身のリスク許容度の範囲内で投資をしていれば、
今更、特に慌てる必要はありません。
現実的な戦略を
タイミングを見て売買すれば上手く行くことも有れば、失敗する事も有るということです。
過去の研究によれば、多くの投資家はただ黙っていた時よりも、自らの手でリターンを悪化させています。
「現実主義者」であろうと思っています。
「現実主義者」は何が起こるか分からないという現実を知っています
だから、私は長い目で見ています。
半年~1年先ではなく、5~10年先のことを考えています。
だから、私達は分散型ポートフォリオを構築しているのです。
十分に備え、自身のリスク許容度の範囲内で投資をしていれば、
今更、特に慌てる必要はありません。
現実的な戦略を
タイミングを見て売買すれば上手く行くことも有れば、失敗する事も有るということです。
過去の研究によれば、多くの投資家はただ黙っていた時よりも、自らの手でリターンを悪化させています。
(もちろん、短期投資家の方はまた違う戦略が必要かと思います。)
ただ、S&P500などに投資をしている方はタイミングを計る事はおすすめしません。
そして、偏見や思い込みを捨ててマーケットを見る必要があります。
過度にマーケットのリターンに望みを託し、市場をアウトパフォームする投資対象を見つけようとすると、おそらく失敗します。
過度にマーケットのリターンに望みを託し、市場をアウトパフォームする投資対象を見つけようとすると、おそらく失敗します。
こういう時こそ「現実主義」が大切なのです。
まとめ
毎日、絶え間なく流れてくるニュースを避けるのは難しいですが、
それに自身が消耗してはいけません。
私は、短期的なノイズや感情は全て無視して現実とだけ向き合います。
「規律」「計画」「資産配分」を維持し、
今後より変化が加速していくであろう「不確実な未来」に備えていきたいと思います。
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