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東大バフェットへ捧ぐ

八戸にゆかりのある投資家の一人「東大バフェット」さんが、

今朝のブログでこんな記事を書いていました。

【悲報】高配当株は高リターンがダメな理由!シーゲル教授涙目www

この話は、定期的に話題になるので、

データの補足と私の意見を述べようと思います。



10年毎の米国株式の投資リターン
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インデックス投資は勝者のゲーム──株式市場から確実な利益を得る常識的方法より引用

実際には、ここリターンに「投機的なリターン」が加わりますが今回は省略します。

1900年~2000年までの間、

米国企業の配当は3~7%の範囲内で投資家にリターンをもたらしてきました。


特に、配当利回りが高かった時代、

1929年の大恐落後の1930年代(キャピタルゲインー5.6%の10年間)や1950年代は配当は投資家の大きな支えになりました。


ただ、全期間を通じて見た場合、

配当が投資家にもたらしたリターンの平均は4.4%と、

インカムゲインは投資リターンのおよそ半分に過ぎないということがわかります。


特に、2000年以降、配当利回りは低い水準となっています。

例えば、これは極論なので、反論の余地は十分にあるのですが、

1990年~2016年末までの27年の間、キャピタルゲインを捨てて配当だけを狙いに行った投資家の投資リターンはおそらく市場平均にくらべ残念なものとなったでしょう。



配当は投資家の心の支えたりえるのか?
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インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流

もう一つおもしろいデータを紹介します。

左右の配当利回りの変化にご注目ください。

米国株、特に高配当銘柄に集中投資する投資家は、過去こういう時期があったという事を忘れてはいけません。

私はバランスが大切だと思います。



まとめ

決して配当を軽視するわけではありませんが、

過信すぎるのもまた禁物だと思います。

配当が投資の全てというわけではなく、

あくまで配当は投資の一つの要素だと個人的には考えています。


これは、配当に限ったことではありませんが、

一つのファクターへ過度に集中することは上手く行くこともあれば、上手くいかない事もあると、しっかりと理解したうえで投資をすることが大切です。

投資に絶対なんてものは有りませんから。


特に、初心者の方や投資に時間を割きたくない方は、

無理に配当戦略だけを採用するよりも、

幅広いファクターの変化に対応できる、時価総額加重型の伝統的なインデックスファンドに投資することを個人的にはおすすめします。

もし、本当に心の底からシーゲル教授を信じるというのなら、ウィズダムツリーのファンドを検討してみるといいでしょう。


繰り返しになりますが、

決して配当戦略を否定するつもりはありません。

ただ、自分の戦略にとって都合のいいデータだけでなく、あまり都合の良くないデータも頭に入れて、客観的に判断すことが大切だと思います。


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