バンガードS&P500ETF(VOO)の分配金について

VOOは年4回、3.6.9.12月に分配金でます。

直近では、2019年12月23日に分配がありました。

直近の分配金利回り(税込)     

1.87%

直近の分配金  

1.4285ドル 約157円 (1ドル110円計算)

となっています。

(ブルームバーグ参照)


VOOの分配金利回りについて

設定来(2010年10月以降)のVOOの分配金利回りは、

https://www.etfreplay.com/によれば以下の通りです。

00.
大体2%前後、最近は2%をやや下回る程度で推移しています。


現在の分配金利回り、

そして過去の推移を見て

やっぱり、VOOの分配金はイマイチだなあと思った方は、

ちょっとだけ、

VOO投資家の戯言にお付き合い頂けたら幸いです。



VOOの過去の分配金の推移

過去のVOOの1年毎の分配金の推移はこんな感じです。

(小数点以下第2位を四捨五入してあります)
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四半期ごとみると割とばらつきがありますが、

年単位で見た場合、

3Qから分配金が始まった2010年を除いても、

いい感じで増配していることがわかります。


2011年から比べても、

2019年の分配金は2.3倍以上になっています。

過去5年の分配金平均増配率は9.90%となっています。(2015-2019)

個人的には結構よい数字だと思います。


バンガードS&P500ETF(VOO)の設定来のチャート
00

では、

なぜ、分配金利回りが物足りなく感じるかと言うと

分配金の増えるペースと同じくらい株価が上昇しているからです。


例えば5年前、

2015年に190ドルで、VOOに投資をしていたら、

そのVOOの現在の分配金利回りは約3%になっています。

2011年に買ったVOOなら、

現在の分配金利回りは5%程となっています。


このVOOの「増配の力」を

軽視したり、見落とすのは勿体ないと思います。



減配について

もちろん、この増配がそのまま続くとは限りません。

ただ、それはVOOに限らず、全ての株、全てのETFに言えると思います。


ここで、VOOと相関が0.99と高く、

2010年以降の分配金利回りや増配も似ているETF「VTI」の分配金が、リーマンショックの時どうなったか見てみましょう。


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(小数点以下第2位は四捨五入)


2007年 1.30ドル
2008年 1.26ドル (約 -3%)
2009年 1.11ドル (約 -11.9%)

リーマンショックの際には2年続けて減配しています。


でも、個人的にはリーマンショックでも、

「これくらいですんだのか」という印象も受けました。


ちなみに、余談ですが、

その時(減配時)のVTIの分配金利回りは、

株価の下落の影響で、

逆に3%を超え、非常に魅力的なものとなっています。

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まとめ

まあ、長々と書きましたが、

現在、もしくは過去の「VOOの分配金利回り」だけを見て

「VOOは分配金が少ない、期待できない」

「S&P500はインカムがうんぬん」

と判断している方に、

こんな視点もあるんですよ。

と伝えられたらなと思い記事にしました。


長期的な視点で投資をする場合は、

尚更、現在の分配金利回りだけで判断してはいけないと思います。


私見

あくまで、個人的な意見ですが、

VOOへの長期投資を前提する場合、

特に、米国市場が長期的に右肩上がりで成長していくと仮定する場合は、

(もちろん、横ばい・減配する年もあるでしょうが)

それに伴って、

基本的に、VOOの分配金もあがっていくと考えるのが自然ではないのかなとも思います。


まあ、いろいろ意見があると思いますし、

VOOの分配金については、

議論すべき点は他にもあると思いますが、

更に、長くなりますので、今回はここまでとさせて頂きます。


今回は「VOOの過去の分配金の推移」

この一点にだけでも、目を向けて貰えたら幸いです。


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