おすすめの書籍の紹介
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今年1冊目のオススメ書籍の紹介となります。

マーク・スピッツナーゲル著

 「ブラックスワン回避法」


まだ、本書を読んだことのない、

全ての投資家の方に間違いなくお勧めする一冊です。


著者の紹介

著者のマーク・スピッツナーゲル氏について紹介します。

極端な株式市場の下落から利益を得る手法に特化した

投資顧問会社のユニバーサ・インベストメンツの創業者兼社長。


CBOT(シカゴ商品取引所)で最年少の債券ピットトレーダー

モルガン・スタンレーの自己売買部門のトップを務めるなど、20年以上のトレードキャリアを持つ。

1999年には『ブラック・スワン』の著者であるナシーム・タレブが立ち上げたエンピリカ・キャピタルに加りITバブル暴落の際に大きな利益をあげる。

08年の金融危機下でもトップクラスのリターンをたたき出す。


ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスやオーストリア学派経済学の理論を、

効果的な投資手法へとまとめ上げ、

それを著したものが本書となります。

また、本書の印税のすべてはチャリティに充てられています。



ブラックスワン著者からの推薦文

ブラックスワンの著者 

ナシーム・ニコラス・タレブ氏の推薦コメント

「正真正銘、現場の声がついに一冊の本にまとめられた。本書を読まずにいられようか」


文体や表現が柔らかく読みやすいので、

タレブ氏の独特の言い回しやきつめの表現が苦手な方でも読みやすいかと思います。

(私はタレブも好きですが)


内容紹介(Amazonより一部引用)

「損をして、得を取る」

オーストリア学派の道教的迂回戦略。

オーストリア学派の投資家が「老子」と「孫子」と「クラウゼヴィッツ」から学んだこと

もし孫子やクラウゼヴィッツが株を買うとしたら。


目の前の決戦に勝つことで勝利が得られるのではない。

むしろ、直接的な結果よりも、間接的な手段を獲得することを目的とした優位性

「迂回」アプローチこそが勝利をもたらす。


これはオーストリア学派の投資法とも呼べるもので、150年にわたるオーストリア学派の伝統を引く、一見、直感的には理解しにくいが、実績ある戦略である。

いつの時代も色あせないものであると同時に、今こそ学ぶべき戦略である。



実際の中身について

実用書・指南書、および詳細なデータが載っているという類の本ではありません。

シーゲル本や一般的な投資本のようなものではありません。


本書の8割が「損をして得をとる」

つまり、期待する成果を手にするための合理的な迂回手段についての考え方の説明となっています。


初心者の方の方にも読んで欲しい。

初心者の方、経験の少ない方には、

正直理解しずらい内容やピンとこない点もあるかもしれません。

それでも頑張って読めば、

初心者の方によくある失敗や悩みの多くを解決するヒントになると思います。

決して初心者の方の本ではないですが、それでも個人的にはお勧めしたい所です。

(序盤さえ乗り切ればいけると思います)



知的好奇心を満たせる本

〇CBOT(シカゴ商品取引所)のピット

〇寒帯針葉樹林

〇古代中国の戦国時代

〇ナポレオン時代の欧州

〇産業的に急成長するアメリカ

〇19世紀オーストリアの経済思想家達


トレーダー時代の話はもちろんですが、

歴史や偉人、戦術論、経営学や雑学などが好きな方は

きっと楽しく読めると思います。


ジークフリート戦略

そして最後の2章、

オーストリア流投資法Ⅰ・Ⅱにおいて、

実践すべき迂回戦略がまとめられています。

百聞は一見に如かず、以下の画像をご覧ください。

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ブラックスワン回避法 (ウィザードブックシリーズ)」より引用

このジークフリート戦略に興味がある方は、

一度、手に取ってみる価値が十分にあると思います。


私はまだ基本的な部分しか理解していませんが、おそらく好きなやつです(笑)

この戦略については、私自身もう少し知識の掘り下げが必要だと感じていますので、後日機会があればまた詳しく述べたいと思います。

ただバリュー投資が好きな方なら、間違いなく刺さると思います。


いずれの投資戦略をとるにせよ、

市場平均を上回る事を本気で目指す投資家の方でしたら、

特に学ばない理由はないと思います。


ただ、残念ながら、

本書内で著者自身が述べているように

「テールヘッジ」戦略を用いて市場のゆがみから利益を獲得するのは、

一般投資家はもとより、プロの投資家ですら難しい事だと私も思います。


私自身はこの戦略を直接採用するつもりはありません。

しかしながら

「損をして、得を取る」という

オーストリア学派の「迂回戦略」についての考え方は、

とても共感を持てるもので、インデックス投資や日常生活においても十分応用できる考え方だと思います。

今年読んだ本の中で、一番おもしろいと感じられる一冊です。


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