ポートフォリオの回転率

1950年代。

米国の株式ファンドのポートフォリオ回転率は年間20%前後でした。

1990年後半。

ポートフォリオ回転率は、年間平均100%に近い数字となっていました。


保有銘柄を高回転させてしまうと、

コストや税金が非常に多くかかるため、

長期的に資産を形成していく上では大きな足かせとなります。



成果を出すには行動が必要(?)

日常生活や仕事、事業などにおいては、

行動することで何かが生まれ、

動き回ること、動き続ける事で、

成果を得られる場面が多々あります。


スポーツも勉強も、仕事も趣味も

動き、行動することで、

ある程度の成果・成長を期待出来ます。

私も日常においてはちょこちょこ動き回っています(笑)。


株式投資のひっかけポイント。

しかし、投資において、

動き回る事は、

必ずしも成果を向上させるという物ではなく

むしろ、コストと言うハンデ・重荷を抱えこんでいくことになります。


みなさんの昨年、一昨年のポートフォリオ回転率はどれくらいだったでしょうか?


もし、回転率が極端に高く、

かつ思うような成果を上げられていないようでしたら、

(ポートフォリオの一部としてでも)

インデックスファンドを利用した投資戦略を取り入れる事をお勧めします。



ファンドの数とリスク低減効果


もう一つ、興味深いデータを紹介します。

複数のアクティブ運用の株式ファンドを保有する事により、どれだけリスク(標準偏差)が下げられるかを示した図です。
00

ご覧の通り、

ある一定のところまでは効果を発揮しますが、

アクティブ運用の株式ファンドを

たくさん保有したからといって、

どこまでもリスク(標準偏差)が下げられるというわけではありません。


コストやファンド選択の手間、入れ替え・管理の手間などを考えると

15も20も、

たくさんのアクティブファンドに分散投資をして

リスクを下げようとするより、

最初からインデックスファンドに投資をした方が

コストもリスク(標準偏差)も少なくて済みます。

個別銘柄に対しても似たようなことが言えると思います。



頑張っても期待する成果が得られない事も

アクティブ戦略、アクティブファンドなどを否定しているわけではありません。


ただ、やみくもに動き回ったり、

「多すぎるくらい」アクティブファンドや個別銘柄に投資して

分散を計っている方などは、

少し効率の悪い事をしているようにも感じます。


そういう方は、

ポートフォリオの一部をインデックス運用にして

コストを抑えつつ効率よく分散効果を狙ってをみるのもいいかもしれません。


まとめ

これらの点に限らず、

(株式投資以外では)

正しい行動とされている事や、感覚・直感が、

当てはまらないような場面が、株式投資には多々あります。


当たり前は、当たり前じゃないと意識して

なぜこれがいいとされているのか。

なぜ、これがダメといわているか。

よく理由や背景を考えながら投資をするようにしましょう。


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